日中は陽が出ていると暖かいですが、朝晩は冬かと思うほど寒くなってきました。といっても真冬に比べたら10度以上は暖かいんですが・・・
それにしても毎日、毎日、心身とも寒くなるようなニュースばかりです。
政府・与党が昨日の30日に発表した「新経済対策」。
・定額給付金の支給
・住宅ローン減税の延長
・雇用保険料の引き下げ (2009年度のみ)
・高速道路料金の引き下げ (2010年度まで)
・介護報酬の引き上げ
・子育て応援手当の支給
・妊婦検診の無料化
・証券優遇税制の延長
・法人税の軽減
・資金繰り支援
・地方自治体への交付金
この内容を見て、「麻生さんやるなぁ~」「自民党やるなぁ~」って思った人はどうれだけいるでしょうか。
定額給付は、「生活支援定額給付金」として総額2兆円を使い首相の言う「4人家族で6万円の支給」、住宅ローン減税は控除額を過去最大の600万円程度に、高速道路は2010年度までの期間限定で土日祝日を一律1000円、平日昼間は3割引。子育て応援は第2子から月額3千円。妊婦検診は無料検診の回数を現行の5回から14回に拡大。介護報酬は3%引き上げ、常勤の介護労働者の賃金を2万円程度引き上げ、介護職の人員を10万人増員する計画。
この内容を表面だけ見ると一見、スゴイぞって思えるかもしれません(思わない人もいますね)が、よくよく見ていくと子育てや高速道路に関しては民主党が以前からマニフェストで声高々に訴えてきた内容を圧縮して取り入れてるだけのような気がします。そして一番ちゃんと見ておかないといけないのは、定額給付や高速道路や雇用保険料は限定的ってことです。介護報酬は引き上げによって65歳以上の保険料が全国平均120円上がります(暫定的に国が2009年度は全額、2010年度は半額負担するそうですが・・・)。
しかも最後に大きな時限爆弾が用意されてました。
そう「消費税の引き上げ」。ついに出たかという感じです。
「いまは選挙対策の為にみんなにバラマキますからよろしくお願いしますネ。景気は良くなるハズですから、それで、ツケにしてた分、3年後に消費税を上げて精算させてもらいます」って言ってるようなもんで、選挙対策のためのバラマキなんじゃないのかと言われてますが、そう思われても仕方ないです。
それと気になる、財源はというと特別会計の準備金(いわゆる霞ヶ関の埋蔵金)、建設国債の発行、地方自治体への交付金は道路特定財源から補填で、結局、赤字国債は絶対出さないと言っておいて建設国債と有るとか無いとかはぐらかしていた埋蔵金=余剰金でなんて、国民を舐めるのもホドホドにしてほしい。国はとてつもない借金があるはずなのになんで巨額な余剰金があるのでしょうか。
とにかく、経済対策でハデに国民にアピールするのもいいですが、同時に国の無駄を徹底的に省いて欲しい。国も痛みを感じ、今起こってる年金や医療、介護、食、教育、労働、少子化、拉致問題、外交などの諸問題を徹底的に議論し解決していくことでしょう。
国会議員や公務員の給与、賞与はカットでしょう。そして数も減らすべきでしょう。
不採算の国や地方の事業は即刻中止でしょう。
防衛費はカットでしょう。
内情拡大を狙うんだったら、生活に逼迫している人から支援すべきでしょう。高齢者や弱者(障害持つ人や子供、低所得で医療機関に行けない人)医療費や介護の負担を軽減すべきでしょう。食の安全・安心を守るための日本式ガイドライン、システムを明確にすることでしょう。
体力の無い中小企業には厚く支援すべきでしょう。
多分無理でしょうけど、生活必需品となるものだけ消費税を撤廃するとか、生きるために最低必要なものに対しては負担を軽くするような大胆な政策を取って欲しいものです。子育て支援なんて当たり前。じゃなきゃ少子化対策大臣まで設けてる意味がないです。
まったく無駄を無くすというのは無理だと思いますが、いまだ国民が見てもザルのような国税の使い方をされているのにちょっと甘い蜜を吸わせてドンって負担を強いるというのは詐欺です。
これだけ、国が無駄を省いて公務員の改革や議員や省庁のスリム化をして頑張ったって成果も見せずに3年後には増税しますはないでしょう。
経済対策をしないよりはしたほうがいいのは当たり前ですが、未来のビジョンが感じられないバラマキだったら御免被ります。
今日の朝日新聞のコラムにありましたが、麻生総理は記者にカップ麺の値段を聞かれて「いま400円くらいします?」と言ったそうです。揚げ足を取るつもりはありませんが、毎晩ホテルのバーへ行くのも私費でしたら全然問題は無いんですが、何もこんな時期にと思ったりします。こんな感覚の人が一般庶民の暮らしをどれだけ分かって政治をしているのか。日本国のため、日本国民のためを思ってやってるのか疑いは増すばかりです。