自分はタバコ吸わないんですが、先ごろ、厚生労働省の研究班が発表したところによると、夫が家庭内でたばこを吸う女性は、そうでない女性に比べ、肺腺がんになる危険性が2倍以上に高まることがわかったそうです。既にガンを発病している女性患者で、自身がたばこを吸わない人の約4割は、夫からの受動喫煙がなければ、ガンにならなかった可能性があるといいます。
厚生労働省の調査は、40~69歳のたばこを吸わない女性2万8千人を対象に、1990年代の初めから約13年間にわたって実施。この間に肺腺がんと診断された82人について、喫煙など夫の生活習慣との関係を調べたそうです。他に、夫が吸っているたばこの本数調査で、1日あたり20本未満の場合は1・7倍、それ以上の場合は2・2倍と、本数が多いほど、危険性が高まることも判明しました。
最近は、とかく喫煙者の肩身が狭くなりつつありますが、日本の喫煙率は先進国の中で極めて高く、男性で平均41.3%と最悪。女性は12.4%ですが、男性の喫煙率は年々低下しているのに対して女性の喫煙率は20代から30代で目立ち緩やかに上昇傾向にあります。
ただ、タバコはやっぱり体には良くないです。たばこの発する煙には、約4000種類以上の化学物質が含まれ、うち40種類以上は発がん物質、発がん促進物質です。喫煙者では、がんや心臓病などの罹患(りかん)率、死亡率が高くなり、妊婦が喫煙すると流産や低出生体重児の発生率が上がるとの研究報告があります。前述のように受動喫煙でも同様の悪影響があります。喫煙が主因とみられる病気の医療費は推計で1兆3000億円にも達するそうです。とんでもない額ですね。
そういった中で、世界的には、今年の7月4日に行われた、「たばこ規制枠組み条約第8条とそのガイドライン」を実行するための会議が開かれ、2010年2月までに実施することが、満場一致で採択されました。これによって、日本を含む締約国は、すみやかに公共の場での受動喫煙防止対策を実施・促進することが約束されたのでした。
既にイギリスでは今年の7月1日から禁煙法が施行され、パブやカフェ、レストラン、オフィスなどの公共の場で屋根のついているところでの喫煙が全面的に禁止となりました。
日本では今年、県内全域でのタクシー禁煙化が話題となってましたね。6月に大分、長野で実施。その後、神奈川、静岡、山梨、富山、千葉、岐阜、愛知でも導入され、現在計9県に上ります。12月に秋田、茨城の2県、来年1月に東京、群馬、埼玉、新潟、福井の5都県で実施される予定。さらに4月には福島、栃木、沖縄が加わる見込み。ただ、一部では全乗連に加盟していない法人団体や個人タクシーとの足並みがそろわず、「完全禁煙化」にならない可能性もあるそうです。
こうなると自己責任の範囲内では済まないですね。愛する妻や子供にも悪影響が出てるって思うとちょっと胸が痛みませんか。
個人的には、食事中の喫煙は控えて頂きたいなぁと思う今日この頃です。
もし、「禁煙してみようかな」とか興味あれば、禁煙サポートサイト
で禁煙に関する詳しい記事がたくさん載っています。よかったらどうぞです。
