日本政府が今日の閣議で「自殺対策白書」の報告を決定したそうです。日本の自殺者数は平成10年に3万人を超えて以来9年連続で3万人を割ることがないそうです。3万人ってスゴイ数です。ちょっとした市の人口ぐらいあります。
よく社長から新入社員への言葉に「諸君には輝かしい未来がある。”前途洋々”である。」なんてことが言われますが、こんなにも自ら命を絶つ方が後を絶たないこの国にって、ほんとうに前途洋々な輝かしい未来があるんだろうかと疑問符が付きます。
実は、かなり以前のことですが、自分と同じ歳の従姉妹(いとこ)が22歳の若さで自ら命を絶ちました。しかも乳飲み児を残してです。詳しい原因は分かりませんが、かなりビックリしショックを受けたのを覚えています。テレビ、新聞等のメディアでは自殺報道を聞くことがあっても、まさか、自分の身内に自殺者が出るなんて....と。
又、こんな事もありました。かなり前から複雑な恋の悩みを持っていた同僚の女性がいたました。ある日、出社すると、机にその女性からの手紙があり、「死にます。いろいろありがとう」なんていう内容が書き綴られていました。一瞬、目の前が真っ暗になり、動揺し、情けないくらいフラフラになり倒れそうになりました。この件は、別の同僚の女性とかに相談し、本人の実家へ連絡したりして事無きを得、今は元気に別の会社で働いています。今思えば、”死にたい”、”死にたくない”と一人葛藤していた中で、仕事仲間の自分にサインを送ってきたんだと思います。
悩み 苦しみ 病気にかかっている予備軍な人は、決して遠くて見えにくいものではなく、すぐそこにいると思います。
現代は何もかもが便利になった社会である一方、その社会はどんどん格差が広がり混沌としているのも実情です。
中小企業、家庭、学校、サラリーマンいろんな社会で生きている人たちが苦しみ苦しみ抜いた末にたどり着く自らの命を絶つ行為、決して肯定する行為ではありませんが、亡くなった方の悩み、苦しみを知らずに分からずに完全に否定することもできないなぁと思います。これは本当に悔しいことです。
自分の周りにも会社や家庭の悩みの末に、うつ病にかかった友人、知人が何人かいます。幸い、みんな完治し元気に社会や家庭で頑張っています。すぐそぼに、サインを出している人やもう病んでしまってる人がたくさんいることを実感します。
自殺者の7割が男性で、
自殺者の上位は
無職 47.9%
被雇用者 25.4%
自営業者 11.1%
自殺の動機の上位は
健康問題 47.9%
経済、生活問題 21.7%
家庭問題 9.2%
だそうです。
家族や友人のことしっかり見守っていてあげたい。
心のクッションになってあげられたらなぁと思います。