フォイルの仰角を測定するには、「もう使わなくなったノギス」と「デジタル角度計」が必要です。後者は木工用に前から持っとる。
問題は前者ですよね。ただの「もう使わなくなったノギス」ならあるんですよ。でも、前後幅の広いフォイル翼の仰角を測るには、その前後幅分の開口部があるノギスが必要です。infinity99なんて296ミリですからね、そんなデカいノギス持ってませんよね。
・・・えーと・・・持ってました・・・その昔、レントゲンがまだデジタルじゃなかった頃、胸部レントゲン撮るのに胸板の厚さで照射条件を変更しなければいけなかったのでそれ用のノギス(みたいな道具)があったのじゃ。
デジタルレントゲンになってすっかり要らない道具ですが、貧乏性なので取っておいたのがここで役に立つっ!断捨離ばかりが正義じゃないよっ。
ぱぱらぱっぱらー、仰角ノギスぅー(濁った声で)。
開口部のあごは、そんな長くなくていいのでぶった切ります。ぴしっと直角が出るようにデジタル角度計でチェックしつつボルト留めします。
ほんで、さっきからなんで「もう使わなくなった」というキーワードを度々ぶち込んでるかと申しますと、ノギスの上下あごの同じ高さに切り欠きを入れる必要があるからです。現役で使う精密計測器機に切り欠き入れるって抵抗あるじゃないですか、ちゅーことで「もう使わなくなったノギス」じゃないとダメなわけです。
切り欠きで翼の前後端を咬んだら、その上にデジタル角度計を置いて計測します。
ボード下面 0.0 度
フォイル胴体 0.0度
フォイル翼根部 +0.6 度
フォイル翼中間部 -0.3 度
フォイル翼端部 -2.3 度
翼根から翼端に向けて2.9度の捻じり下げがかかっていることが判明しました。見た感じはもっとガッツリ捻じり下がってると思ってましたが、3.0度未満ならラジコン飛行機でも一般的に使うレベルでしょうか。
尾翼(シム無し) +0.3 度
尾翼(3mmシム) -1.7 度
尾翼は3ミリシムで2.0度ノーズダウンしてるわけですが、乗ってみてちょっと過多だったので今度2ミリくらいのシム作るっちぇぶらっきんっ。
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