翼竜と猫シリーズ第42種め。2017年に描いた「バングエラと猫」(鉛筆+水彩 333*242 mm)です。
翼竜には歯の無い種類が幾つもいます。てか、翼竜は進化が進むにしたがってどんどん歯が無くなって行くのです。
そう聞くと、普通は「進化の過程で一匹歯の無いやつが出てきて、その後そいつが大元の先祖になり、いろんなタイプの翼竜に進化して行った」と考えますよね?でも、違うんです。
翼竜進化の系統樹の中で、全く独立バラバラに4回も「歯が無くなる」って進化が登場してるんです。
翼竜進化に於いて、歯が無くなるってことはよっぽど意味があったんだなぁぽわわぁ。
ところで、バングエラはズンガリプテルス科であるってのが定説でしたが、2018年になってタラソドロメウス科に移行しようという動きがあるようです。もしそうなるなら、上で言ってる「4回バラバラに」が「3回」に減るんですけどね。
ちなみに、バングエラってポルトガル語で「歯の無い年配の(主に)女性に対して親愛の情を込めて言う愛称」らしく、日本語なら「歯抜けババア」くらいの感じでしょうか。「Banguela」で画像検索したら、満面の笑みの歯が抜けた人たちがずらっと並んで怖いよ。
この絵はART-Meterで販売しています。
#翼竜 #恐竜 #pterosaur #dinosaur #猫の絵 #バングエラ #banguela #水彩 #鉛筆画 #painting #watercolor #三毛猫
