翼竜と猫シリーズ第41種め。2017年に描いた「カンピログナトイデスと猫」(鉛筆+水彩 333*242 mm)です。
カンピログナトゥスなら解りますよ、「グナトゥス」って語尾はよく使われますので。
でも、「グナトイデス」って何よ?って思いますよね?あ、思いませんか?思わないのね?考えてないのね?興味ないのね?あーはいはい。
もともとカンピログナトイデスは、実はカンピログナトゥスという名前だったんです。
ところが、その学名って先に昆虫に使われてたんです。学名は早いもん勝ちなので、翼竜のほうは語尾にoides「類似の」をつけて、カンピログナトイデスと相成りました。カンピロは「曲がった」という意味のなので、「曲がった顎」改め「曲がった顎みたいな?」という可哀想な名前になっております。
カンピログナトイデスの特別な特徴を敢えて言いますと。
カンピログナトイデスって、原始型翼竜の中でも特別に古い時代の属なんですけど、その辺の翼竜ってたいがい歯の形が1種類じゃ無くて、いろんな形の歯の形状を持ってます。人間も前歯と奥歯と犬歯と形が違いますやんか?そんな感じで、一匹の翼竜が複数形状の歯を持っているのが一般的です。
でも、カンピログナトイデスは、古い翼竜にしては珍しく、歯の形状が大体みんな同じなのよね。なんて地味ぃな特徴なんだ・・・。
他はね、眼が大きくてひょっとしたら夜行性?とか。
うーん・・・原始型翼竜にしては前足の発達が著しくて、翼指も長いし、飛行には非常に長けていたようです。
この絵はART-Meterで販売しています。
#翼竜 #恐竜 #pterosaur #dinosaur #猫の絵 #カンピログナトイデス #campylognathoides #水彩 #鉛筆画 #painting #watercolor #三毛猫
