「またね」なんて景色はないのさ。
今日見た風景は、今日しかない。今日感じたことは、今日の内部にしかない.
だからこそ、わたしは生きるのだ。
八重桜。綺麗だったね。くるくる回りながら、君は花びらを取ろうと踊った。なかなか。つかまえられなかった。 君は、今、なにを見ているの?
若くして、亡くなった仲間の風景を弔う。
わたしは、彼女と同じ風景を隣で見られたのだろうか? ふとした日常に、彼女の足跡を見つける。彼女は幸せだったのか、幸せな死だったのか。 しかし、そんな詮索など不要なのだ。
その方の生は、その方のものである。彼女の生も死も、全て肯定され、天に還るのだ。
わたしも、何も彼女にできなかった、などとは思わない。今日の昨日まで、あなたと共にいた。それでいい。あなたと同じ時間を過ごした。
やさしい色使い、内側の優しさを映していたよ。彼女の塗り絵は、ご家族に届けようと思う。
ペコちゃんみたいな、ぷっくりしたお顔。細やかな所に気付く力、叶わなかった望み。 わたしは、全てを、こころにとめるよ。
天に還った、キョウちゃんへ。
