Moonlight Book ~ことばと写真・心象風景~ -24ページ目

Moonlight Book ~ことばと写真・心象風景~

心に沈んでいる佇む思いを、月の光はそっと照らして掬ってくれる。本当の自分を照らす光。ことばと写真で綴る記録。
個人サイト「Mellow-jam PHOTO」もよろしくお願いします。https://mellojamphoto.wixsite.com/mellow-jam

少し気持ちがざわついているのをニュースのせいにしていたが、そうではないと気付く。

他人のせいではなく、自分の中から生まれているざわつき。

「人のせいにするなよ」と自分に発破をかける。

 

2年前、わたしは夫に内緒でセカンドルームを借りた。契約は2年。

年明けにセカンドルームへ行き、ポストを見ると不動産屋から書類が届いている。開ける前から分かってはいたが、部屋の契約を更新するかどうかの確認の書類であった。

気持ち自体は「契約は更新しない。」と決まっていた。

ずっと家賃を払うなら、マンションを買うお金を貯めたほうがいいなとか。頑張ればURの団地の分譲を買えるかもとか。

 

なにより「秘密」を持っていることが、嫌になってきたのが正直な気持ちだろう。

 

写真を撮りに遠方に車を走らせる。

不慮の事故を起こしたり、巻き込まれて自分が死んだら、まず連絡先になっている長男に迷惑がかかる。そのうしろめたさが、日に日に大きくなってきたのだ。どんな理由があっても、子どもに自分の都合の「負」を負わせるわけにはいかないのだ。

今後、部屋を借り続けるのであれば、夫に「別宅を借りている」と告げるのが、筋だ。

 

さて、自分の始末をつける時がきた。はじまりがあるなら、おわりもある。

そして退去日の電話連絡をして「退去届」を送った。

2か月後に退去となる。

 

自分の戻る家に「自分の居場所」を作らないといけない。

セカンドルームと同じように、モノがなく整った「わたしの居場所」をきちんと用意するのだ。

気に入って買ったペンダント照明が似合う部屋に。リネンのカーテンが似合う部屋に。

kintoのガラスのコーヒーカップで休めるように。

好きな本が並べられるように。

わたしの大好きなカメラを眺められるようにして、ちいさな4畳半のお城を作りたい。

 

仕事では人前で話すオファーがあり、これも何だかざわついている。

でも、こういったことも「受け取り上手」になろうと思う。いただいた機会は両手で受け取ろう。

せっかくブログで「気持ちをことばにする」練習を重ねてきたのだ。

自分の経験が、新しい職員や悩んでいる職員に役立つかもしれない。

 

さぁ、2年ぶりの大きな変化の時を迎えている。

 

冬の枯れ木のように、すべてを落とそう

過去の出来事や、負の感情や、自分や他人に対する淡い期待や、徒然

枯葉に乗せて、強い北風に吹かれ

すべてを落とそう

冬の落葉樹は、すべてを落とすではないか

その立ち姿に、わたしは勇気づけられてきたではないか

 

すべてを落とし、あらわになったなったその裸の樹の立ち姿は

力強く天に聳え 枝ぶりは繊細で 冬芽をつけ

そして幹の内部では 春に向けて 大きな力が流れ

あふれるいのちが 溜められているではないか

 

あたらしい春に向けて

 

わたしは わたしの「樹」になろう

 

わたしの好きな すずかけの樹