終わりで始まりの月 ことし一番の満月 この部屋から見る月が好きだった でも 月から聴こえた 今日でさいごだねって わたしもそんな気がした この部屋から見る月はさいごかもしれない 新しいわたしが始まったから そして窓から 手をふった 昼と夜の交差する狭間の時間 それはすべてをつつみ込むやさしさ 昼のあなたも 夜のあなたも すべてを溶かして ひとつにする