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私が見た映画たち

映画は好きだが、時間もお金もない私。

それでもめげずに見てきた映画たち。

ホメたりけなしたりと忙しい…

本ブログがキッカケでここに載った映画たちのいずれかに興味を持っていただければ、幸いに思います。

まったく面識のない二人の男、ゴードンとアダム。二人は何者かに拉致され、目覚めたとき地下室にいた。

鎖で足首を繋がれ、銃で頭を撃ち抜いた死体が横たわっていた。

わけがわからず混乱する彼らはテープを発見する。

内容は「6時間内に相手を殺すか二人とも死ぬか」というもの。

その頃、連続殺人犯"ジグソウ"逮捕に執念を燃やすタップ刑事はある部屋をずっと見張っていた。


自分がもしこのような状況に置かれたら…と思うとゾッとする内容である。

正確に言えばジグソウ自身は直接手を下していない。死のゲームに引っ張り出し、ゲームに勝てば助かり

負ければ死ぬのだ。

まずやることが姑息だ。ジグゾウの動機は"生"に感謝しない者たちへの罰だと言うが、それは身体を蝕まれ

あと少ししか生きられない人間が未来ある者に持つ妬み、嫉み、僻みとしか受け取れなかった。

ジグソウはイヤなヤツ、胸糞悪いヤツとしか受け取れなかった。

真犯人の正体、そりゃね~だろ!こんなのあり?って思った。いくらなんでもあれはな~


角川エンタテインメント
SAW ソウ DTSエディション

舞台は前3部作からさかのぼること約30年、ダース・ベイダーことアナキン・スカイウォーカーの少年時代。

通商連邦と惑星ナブーの争いの調停のためにジェダイ騎士、クワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービは

特使として赴くが、通称連邦は彼らの抹殺を企む。ナブーの女王、アミダラの命が危ないと考えた二人は

困難の末、アミダラの脱出に成功する。が、通商連邦の攻撃を受け、船が故障してしまう。

修理のため惑星タトゥイーンに立ち寄った二人はひとりの少年と出会う。名はアナキン・スカイウォーカー。

アナキンに強いフォースを感じ取ったクワイ=ガン・ジンは、彼をジェダイとして育てようと考えたが…


当初はブログで取り上げる予定はなかったのだが、敢えて書くことにした。

ちびアナキンは可愛かった。無欲で純粋で。あの可愛い子が後に暗黒卿の一人となって、自分の息子の

手で倒されることになろうとは。

成長してからも彼は無欲だったと思う。彼がダーズ・ベイダーになってしまったのは私利私欲のためなんか

ではなかった。人間なら誰もが持っている愛するが故の恐れと弱さゆえだったのだと思ってる。

あの優しく、そして、わが子の成長を信じて敢えてわが子を手放す決然たる強さを持った母。

もし、あの母が生きていたなら、彼はダーズ・ベイダーになることはなかったように思える。

彼は人一倍、愛情が必要だった。アミダラの愛もオビ・ワンの愛も彼を満たすことはできなかったのだと

思った。

そして、ジェダイになるには彼は余りにも人間すぎた。

ジェダイは怒りに身を任せてはいけない、そして、愛してはいけない。

だが、彼は母を殺された怒りに身を任せ、アミダラを愛した。


アミダラの影武者役でまだ無名時代のキーラ・ナイトレイが出演。


20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
スター・ウォーズ エピソードI ファントム・メナス

スミとスヨンの姉妹は長い入院生活を終え、家に帰って来た。2人を笑顔で迎える継母のウンジュ。

だが、そこには同時に冷たい表情も浮かんでいた。継母に対し、姉妹は嫌悪と警戒心を抱く。姉妹が家に戻って以来家の中では怪奇現象が頻発、情緒不安定になったウンジュと姉妹の対立も深まるばかり。ところが父ムヒョンはなぜかそんな彼女たちをただ傍観するのみだった…


結構、評価が高かったので見てみたが、正直、どこがいいのかわからなかった。

姉妹と継母の対立と言っても、主に対立しているのは姉のスミとウンジュで、妹のスヨンは怯えてばかり。

互いに家の中で起こる怪奇現象の原因を互いのせいだと思っていることが、対立を激化させている。

父親にも心を閉ざすスミに対して「目を覚ましてくれ」と哀願する父。彼だけが真相を知っているようだ。

スミもウンジュも虫が好かない感じだったので、感情移入ができなかった。

真相は「あ~、そうか、やっぱりね。あの映画以来、よくあるパターンだ」って感じだった。

あれはスミの罪の意識の現れだったのだろうか?

映画の内容よりDVDの装丁の方がこわいぜ…


スミ役の女優が当時23歳だと聞いて驚いた!どう見ても10代にしか見えなかった。


アミューズソフトエンタテインメント
箪笥

サンフランシスコ市警の女性警官、ジェシカは優秀な警官だが、私生活では幼少期のトラウマから

過度のアルコール摂取とバーで行きずりの男を拾っては一夜限りの関係を持つという問題を抱えている。

そんな中、続けざまに2件の殺人事件が発生。被害者がいずれもジェシカが関係を持ったことがある

男たち。しかも、彼女には事件の夜の記憶がない。同僚に疑いの目で見られ、ジェシカ自身も自分が

殺したのではないかと疑心暗鬼に陥る。


"ツイステッド"という言葉通り、真相は"ねじくれている"のだ。

終盤くらいで犯人がわかってくるのでが、候補が大物なので最終盤まで絞り込めなかった。

幼少期のトラウマが原因とは言え、主人公の行動には感心しないところもあるが、

どうやら人望はあったらしい。問題はあるが結構いいヤツなのかもしれない。


角川エンタテインメント
ツイステッド DTSスペシャル・エディション

昨日、映画の記事を書いたのに、UPしようとしたら、「ただいまアクセスが集中しております…」

まただ…

おかげで書いた記事はパー。

ハッキリ言ってウンザリする。

こんなことばかりじゃ、ユーザに逃げられると思うんですけど。


バンドを解散し独立したとたん、歌が作れなくなったミュージシャン花火。いまは、人里離れた田舎でキャベツ作りをしている。そんなある日、彼のもとに彼のファンだと言う"ヒバナ"と名乗る少女が現われ、そのまま住み着いてしまった。初めはヒバナの存在をうっとおしく思っていた花火だったが、次第に花火にとって大切な存在になっていったが…


以前に見たのだがもう一度見たくなってレンタルした。

ミュージシャンの山崎まさよしが曲が作れなくなったミュージシャンを演じている。

物語としてはシンプルでひと夏のせつない淡い恋物語と言ったところだ。

主演の山崎まさよしは戸惑いや喜び、悲しみをオーバーアクトせずに淡々と体現していた。

余計な小細工をしなかったのが却ってよかったと思う。

それと、花火の友人、理人。彼はひょんなことでヒバナの"正体"を知るのだが、花火には告げない。

知れば花火が悲しむと思って自分一人の胸の中に納めていた。

花火はいい友達を持ったと思った。

月明かりの中で一人、完成した新しい曲をピアノを弾きながら歌う花火。

この曲はヒバナと一緒に作ったようなものだった。

「One more time One more chance」

聞いていて涙が出た。

この曲は花火からヒバナへのせつないラブレターのように思えた。


ジーダス(JSDSS)
月とキャベツ

夫が海外単身赴任中の平凡な主婦・片倉スズメ。日課は夫が大切にしているペットの亀、亀太郎にエサをあげるだけという単調な毎日。そんな時、偶然見かけた“スパイ募集!”の小さな貼り紙のことを思い出したスズメは、思い切ってその番号に電話してみる。3日後、指定された場所へ向かったスズメは、そこでクギタニ夫妻と出会う。自分たちは某国のスパイだという彼らは、スズメのあまりの平凡さにスパイ向きと評価し、採用する。活動資金として500万円を渡され、とりあえずクギタニ夫妻から与えられた指示は、今までどおり平凡な生活を続けることだった。

これまでと何ら変わらない日常ではあったが、それもスパイ活動だと考えれば何だか妙に楽しく感じられ、充実した日々を送るようになるスズメ。しかし、次第にそんな彼女の周囲で不穏な動きが見え始め…


いくら小さい貼り紙とは言え、普通スパイを貼り紙で募集するか?と思うのが一般人の常識。

ありえね~!と思うから却ってうまい手かもしれない。

どう考えたっていたずらとしか考えないだろうから誰も本気にしない。

"スパイ"になったスズメは次から次へと意外な事実を知る。

えっ?この人もスパイだったの? この人も?

顔馴染みの人たちの中から次々に"同業者"であり、"先輩"が出てくる。

今まで知らなかったもう一つの"顔"が現れる。

そして、平凡に暮らそうと意識してしまうと不自然になるものだ。

スズメの初恋の人、加東先輩役の要潤、あの役にはブッたまげた。よく引き受けたもんだと思った。

教訓:初恋の人とは再会しない方がよい。思い出を美しく遺すために。

彼らが"スパイ"であるのは本当であったようだが、何の目的で10年以上も日本に潜伏していたかは

ナゾのまま。

スズメ役の上野樹理がいい味出していたな。

何だか周りの人間のことを「もしかしたらコイツもスパイかもしれない」、「コイツもそうかも」なんて

思ったりして…

ジェネオン エンタテインメント
亀は意外と速く泳ぐ デラックス版

中学受験を控えた子どもを持つ3家族が腕利きの塾の津久見を講師として招き、湖畔の別荘で一緒に"お受験"合宿を開くことに。家族とは別居中の並木俊介も、"お受験"には疑問を持ちつつも、妻・美菜子と娘のためと合宿に参加した。そして講師・津久見の指導のもと、子どもの勉強や面接の訓練などに打ち込む。

そんな時、俊介の仕事仲間で愛人でもある英里子が突然別荘にやって来る。困惑する俊介。英理子に

呼び出されて出かけるが英理子には会えず、別荘に戻る。

戻った俊介が目にしたものは英理子の死体だった。妻の美菜子が「私が殺した!」と告白。

警察に届けようとする俊介を皆が止め、死体を湖に沈めて犯行を隠蔽することになったが…


はっきり言って映画化までする必要はなく、2時間ドラマでよかったんではないかと感じた。

だが、出演者はとびきり豪華。役所広司、薬師丸ひろ子、杉田かおる、豊川悦司、柄本明等々

これだけの出演者で2時間ドラマで済ますのは勿体無い気もするのは事実だ。

最初は冷え切った夫婦と夫の愛人との間のトラブルに周囲が巻き込まれたという様相だったが

実は逆だった。"巻き込まれた"のは俊介の方だった。

これはいわば"お受験"狂想曲なのである。

名門の学校に入学させてレールを敷いてやるのが子どもの幸せであり、それが親の務めだと

信じ込んでいる親たち。

確かに親とすれば自分の子どもには失敗して欲しくない、傷ついて欲しくないと願うのは当然

だろう。

自分達が敷いたレールの上をただ歩いてさえいてくれれば安心なのだろう。

だが、人間は失敗するようにできている。人は成長過程でいやでも多くのことを知る。

傷つけ傷つけられ、妬む、怒る、泣く…そうして人生を知っていくのではないか?

人生のレールは自分で敷いて自分で歩いていくのが生きていくということ、自分の人生に

責任を持つということではないのだろうか?

親が敷いたレールの上を黙々と歩いてそれでも思い通りにならなかったら、やがて子ども達は

親のせいにするだろう。

そうなったらそう思われても仕方ない。そのレールを歩くように強いたのは他ならぬ親たちなの

だから。

親がするべきことは子どもの危なっかしい歩みをハラハラしながらも見守って、傷つき疲れたら

そっと手を差し伸べることではないのだろうか?

ポニーキャニオン
レイクサイド マーダーケース

結婚式を数日後に控えた刑事神崎はある猟奇事件を担当していた。

これまで3人の若い女性が心臓を抉り取られて殺されていた。

そして、神崎刑事の結婚式の日、恋人の美奈が4人目の犠牲者となってしまった。

被害者の関係者という理由で神崎は捜査から外されるが、美奈を殺された悲しみで復讐の鬼と化した

神崎は独自に捜査を開始する。

一方、死んだ美奈は不慮の事故や殺された者たちが行く場所“怨みの門”に立っていた。

門番イズコから三つの選択のうち、一つを12日以内に選ぶように告げられる。

1.死を受け入れ、再生の準備をする

2.死を受け入れず、霊となって現世を彷徨い続ける

3.現世の人間を呪い殺して、地獄に落ちる

自分がなぜ殺されなければならなかったのかを知りたい美奈はイズコによって生前の記憶を取り戻す。

神崎のことが心配で現世に行った美奈は事件の裏の恐ろしい秘密を知る。


「さあ、おいきなさい」


鬼などより人の方がよほどこわい。

事件の裏には理不尽な運命に挑もうとする愛と悲しみがあった。根っからの悪人ではなかった。

あまりにも深い愛が犯人を鬼に変えてしまったのだ。愛はときに人を鬼に変え、愛という大義の許に

非道な行為をする勇気も与える。

その点では神崎と同じだった。

ただ、やはり間違っていたのだ。

人の命で人の命は購えないのだ。

それを理解していなかった。そして、愛する人の心も理解していなかった。

もし、もっと早く物言わぬ愛する人の想いに気づいていたら、宿命を受け入れることができただろう。

そしたら、こんな悲劇は起こらなかっただろう。


アミューズソフトエンタテインメント
スカイハイ 劇場版 スペシャル・エディション

頃は江戸時代、人に紛れて鬼が大勢暮らしている。

人間は鬼を恐れ、恐れは憎しみへと変わった。

鬼御門(おにみかど)と呼ばれる鬼と人とを瞬時に見分ける能力を持った者たちが鬼を片っ端から

殺していった。

そんなある日、鬼御門たちの前に現れた鬼たちは、鬼の王阿修羅の復活が近いことを告げる。

かつて鬼御門きっての腕ききであった病葉出門(わくらば いずも)はある事件をきかっけに鬼御門を辞め

歌舞伎役者に身をやつしていた。

ちょうどその頃、江戸ではある盗賊の話題で持ちきりだった。盗みはすれども非道はしない。

出門はひょんなことからその盗賊の正体を知る。渡り巫女のつばきという女だった。

つばきの顔を見た出門は一目で恋に落ちた。


もともとは舞台用に作られたものだったのだろう。全体的に大仰な感じがした。

阿修羅が目覚めるためには強き男に恋をすることが必要で、恋をしたら鬼になってしまう悲しい

宿命を背負っている。そして、阿修羅と恋に落ちた男も修羅を背負う運命なのだ。

出門役の市川染五郎とつばき役の宮沢りえは華のある役者だと思った。

この二人が画面に登場すると画面がぱっと華やかな感じになる。

かつて鬼御門で仲間であった邪空役の渡部篤郎の外道ぶり、この人は善玉悪玉どっちをやらせても

こなす器用な役者だと思った。

そして、一部始終を書こうと執念を燃やす鶴屋南北役の小日向文世。

「俺は見たものしか書けない」書くためなら鬼に手も貸すエキセントリックぶり。

弟子に対し「おまえら俺のために鬼に食われてくれ」

こんな師匠ヤダ。


松竹
阿修羅城の瞳