どうしても会いたい…。
今は、会えるはずないのに。
いつかは終わるかもしれないとは思っていた…。
けれど、それはあまりに突然で…。
もう少しで、やっと身体を重ねてから一年…。
二人で迎えたかったその日。
それは、もう夢…。
今でも信じているけれど、それを求めるのは、彼にはとても出来ない選択で。
だから、今は、自分の場所で想うだけ…。
どんなに会いたくても、彼と、彼の家族を守る為…。
でも、彼の言葉が欲しくって、彼の声が聴きたくて、彼の瞳を見つめたくて…。
手を触れたら流れ込む、お互いの心を感じたくて…。
彼に会いたい…。