今日は、近所の公園で子供達を遊ばせている。
たぶん、彼も、子供達とキャッチボールをしているだろうと期待して…。
やっぱり、いた。
先週は、私達の事を気にしている知り合いもいたのと、前日に彼と奥さんの仲良さそうな姿を見て、気持ちが乱れていたのとで、ロクに彼の顔も見れず、声も掛けれなかった。
今日は、彼と子供達だけだった。
私も、自分の子供達を遊ばせながら、彼の子供達と遊ぶ。
幸せ…。
いつまでも、この時間が続くといい…。
彼の子供は、本当に可愛い…。
もちろん、自分の子供とは比べることが出来ないけれど…。
私が、この子達の母親に…、なんて想いが、ふと、頭をよぎる…。
この子達の母親は、ただ一人なのに。
彼や、彼の奥さんは、とても愛情込めて育てているのだろう…。
それが、よくわかる。
当然、子供達も両親をしたっている。
私が、自分の気持ちを通してしまえば、この子達から、それを奪う事になる…。
私が、彼や、彼の子供達に、いくら尽くしたとしても、奪ってしまったものの代わりにはならない…。
頭ではわかってる…。
それが、今の私のストッパーになっている。
だから、彼と彼の子供達、私と私の子供達…
この時間が…
私の幸せの瞬間。