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JR東日本の上野~青森間寝台特急「あけぼの」です。
上越本線~羽越本線~奥羽本線を経由して東京~青森間を結んでいます。
かつて東京~青森間には、この「あけぼの」の他にも、東北線経由の「はくつる」や常磐線経由の「ゆうづる」、更には客車急行の「津輕」「八甲田」など、数多くの夜行列車がありましたが、夜行路線バスの拡充による利用客減少で相次いで廃止され、現在は「あけぼの」のみとなってしまいました。
「あけぼの」の特長は、車両のグレードが多岐に渡っている事。
A寝台一人用個室「シングルデラックス」を筆頭に、B寝台一人用個室の「ソロ」、2段式B寝台、更には指定席料金で乗車できる2段式B寝台のリネンなしバージョン「ゴロンとシート」と、予算に合わせて乗車する車両を選択する事が出来ます。
一番人気が高いのは、B寝台一人用個室の「ソロ」。
プライベート空間が確保出来るという事で、女性客にも人気が高い車両です。
写真は、先月上旬に青森駅で撮影した寝台特急「あけぼの」です。
以前は全区間EF81型機関車が牽引していましたが、現在は上野~長岡間をEF64型機関車が牽引、長岡~青森間をEF81型機関車が牽引しています。
東北新幹線全線開業で廃止が噂された寝台特急「あけぼの」ですが、とりあえずは存続が決まりました。
ですが、「あけぼの」を取りまく環境が厳しい事には変わりがなく、あとどれ位走り続けるかは、利用客数の推移とJR側の今後の経営環境にかかってきそうです。
