ムーンライト工房 -4ページ目

「ノルウェイの森」

横浜駅西口にある映画館
「ムービル」で昨日鑑賞。

正月はひと区切り
でも冬休み中であり
それなりの混雑を予想していた。

が驚くなかれ
この劇場、入れ替え制ではない。
席の予約不要、オール自由席。
上映中の入場も自由。
そして……

思ったより人気がない…?
客席はガラガラだった。


結果、この133分の映画を
続けて2回観てしまった。

普段「みなとみらい」にある劇場を利用し
完全入替制があたりまえになので
この状況が新鮮だった。

1回目で聞き取れなかったセリフや
細部の描写を客観的に観られ、
ジョニー・グリーンウッドの音楽も
再度楽しめたことなどうれしかった。

映画は説明を極力避けている。
リー・ピンビンの流麗な映像で
ぐいぐい引っ張っていく。
抽象的だが繊細で緊張感の途切れない演出、
心に迫る大自然の描写、こだわりの美術。

配役も良い。
出演作を何も見ていなかったので
高良健吾のイケメンぶりには驚かされた。
YMOの細野さん幸宏さんの昭和の存在感。
霧島れいか38歳の色香。

全篇を流れる空気が、明らかに日本人の感性とは
異る別の空間。
でも気がつけばいつしか、60年代への
トリップ気分に浸っている。

如何に有名な原作であろうとも
映像に変わった時点で別物と私は思っている。
だからラストシークエンスが如何に
描き足りていないとしても止むを得ない。

安易に感情移入を拒むトラン・アン・ユンの創りだした
「ノルウェイの森」の切なさは、ある部分とても心地良かった。


……しかし……


唐突に質問「今日は何の日?」
…誰も普通知らない…

答えはこの映画の主演女優である
菊地凛子の生誕日。

1981年1月6日生まれ、即ち今日で30歳。

海外で評価の高い故の起用だろうが
彼女の演じている直子は二十歳(はたち)。

繰り返される官能場面に息づいている肌と骨格が
張りつめた初々しい二十歳のそれでないことは
どうしたって否めない。
既にかなり経験を重ねた肉体に見えてしまう。
未成熟部分を残しているのが二十歳だろう。

水原希子がまさしく現役の20歳のみずみずしさなのだから
このキャスティングは初めから無理がある。
そこが個人的にずっと気になってしまった。

なぜなら…
これでもかと繰り返される悲劇、
そのたびにどうしようもなく
深まっていく喪失感は、
少年が大人へと変わるその時代に
在るものだけが持つ
苦悩の純粋さに
彩られていると思うからだ。

 レコードジャケット風パンフレット ワタナベの松山ケンイチ
月光ダイアリー ☆ ムーンライト工房




 緑の水原希子(きこ)
月光ダイアリー ☆ ムーンライト工房
・・

・・

年賀状 「猫と兎」

年賀状の家猫たち

5匹揃って写っているのは
これが最後になった

2匹が旅立ったあとの
今年のお正月は

どこか身近に…

陽だまりに置かれた籠や

ご飯をねだる猫たちの後ろにも

オンジュン(享年21歳)と
フー(享年15歳)の
存在が
感じられると

一人娘が語る

不思議なぬくもりを覚えた
年の初めの午後だった☆

月光ダイアリー ☆ ムーンライト工房

                  左から フー オンジュン    メメ マメ ニャモ


脳内音楽 映画「ラスト・ワルツ」 

年の瀬も押し迫った今日この頃

朝型人間に変身中の私は
連日真っ暗な5時半に起床!

ぬくぬくのベッドから
覚悟を決め
夢遊病者のように
起き上った瞬間…

おもむろに脳内で曲が流れ始めた……

…………なんだっけ………??

胚芽パンを厚めに2枚切り
モッツァエラのシュレッダーチーズを
たっぷり乗せてトーストし
フェアトレードのアールグレイをカップに入れ
お湯を注ぐ…

その間もこの曲が脳内を巡っている……

…………このメロディー…何………???

月光ダイアリー ☆ ムーンライト工房


「ラスト・ワルツ 」1978年

映画「ラスト・ワルツ」は、ザ・バンドの解散コンサートの模様と
監督のマーティン・スコセッシ自らによるインタビューを組み合わせた
貴重な映像の記録映画。



 このテーマ曲をギターで奏でているのは
ザ・バンドのリーダー、ロビー・ロバートソンだ。

素晴らしい演奏、そして素晴らしいエンディング!

出演者

ボブ・ディラン、エリック・クラプトン、ヴァン・モリソン、ニール・ヤング
ジョニ・ミッチェル、ドクター・ジョン、マディー・ウォーターズ、ロニー・ホーキンス
ポール・バターフィールド、ニール・ダイヤモンド、エミール・ハリス、ザ・ステイプルズ
リンゴ・スター、ロン・ウッド

怱々たるメンバーで、ロビー・ロバートソンは
プロデューサー役もやっている。


それにしても何故この曲が脳内に侵入したのだろう?
この後検証したい。

戸田恵理香 SUPEC 当麻紗綾(とうまさや)

チャーミングだが
特徴がつかみにくい容貌故に
なかなか完成に至らず…

当麻の扮装で何とか
それらしく。


月光ダイアリー ☆ ムーンライト工房

「SPEC」一十一と手塚治虫「ふしぎな少年」

TBS系の秋のドラマ「SPEC」
が明日の金曜で最終回となる。

この話は1999年に放送され
映画化もされた、中谷美紀主演の
名作『ケイゾク』の続編として
作られたが、一言でいえば、ー超能力ものー
であり様相はかなり異なっている。

初めはSPEC(ここでは特殊能力の意味)
を持ったキャラクターが週ごとに登場する
一話完結のミステリー仕掛けだったが、
次第に全体を通したテーマが露わになり
物語も異常な盛り上がりを見せている。

そのキーを握る絶対的なSPECの持ち主が
神木隆之介の一十一である。
読み方は、にのまえ じゅういち、
と笑わせてくれる。
因みに母の名は一二三で、にのまえ ふみ。
その能力とは
「時を止める」こと。

時を止めると言えば
手塚治虫の昔々の作品『ふしぎな少年』
を思い出す。
これはテレビドラマとしても製作された。

当時は驚くなかれ生放送であった。
太田博之扮する少年サブタンが「時間よとまれ!」
と言った瞬間、「だるまさんが転んだ」 
と同じように、すべての演技者は行為の途中で動きを止めなくてはならない。
呼吸も、胸をほとんど動かさずにするか、暫くの間止めているかせねばならず、
瞬きさえ出来ないから、出演俳優はかなり必死だったに違いない。

時々地面から離れ空間で静止している足などが
耐え切れずに小刻みに震え出したりして
見る側はそれを見つけて楽しんだりしていた。

で、SPEC。
改めて技術の進歩に驚嘆。
サブタンが見たであろう時間停止後の世界を垣間見せてくれた。
堤幸彦を始めとするこのスタッフに感謝。

次のエトワール☆は戸田恵梨香に決めた。

特別限定ナビ是非ご覧あれ◎
 http://www.tbs.co.jp/spec2010/navi/

キャサリン・ロス Katharine Ross 2

自分の中のキャサリン・ロス像
のつもりで描き
数日経った。

けれど何か…
違和感。

結局少し手を加えることにした。

背景色も変えてみた。

比べてみると
落ち着いた気がする☆

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キャサリン・ロス Katharine Ross

1940年生まれの彼女は今年70歳
って…信じられない…
けれど現実。

「卒業」の鮮烈デヴューは27歳
「明日に向って撃て!」は29歳の時

時は止まり
そのヒロイン像は永遠になった☆

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主な出演作品

卒業 The Graduate (1967) キネ旬6位

明日に向って撃て! Butch Cassidy and the Sundance Kid (1969) キネ旬4位

夕陽に向って走れ Tell Them Willie Boy Is Here (1969)

ステップフォードの妻たち The Stepford Wives (1975)

さすらいの航海 Voyage of the Damned (1976) キネ旬7位

ベッツィー The Betsy (1978)

スウォーム The Swarm (1978)

レガシー The Legacy (1979)

ファイナル・カウントダウン The Final Countdown (1980)

ドニー・ダーコ Donnie Darko (2001)


キャサリン・ロス「明日に向かって撃て」

アメリカンニューシネマの金字塔。
1969年制作。

40年の歳月を経て

かつての西部劇の枠を遙かに超えて表現された
映像美と音楽、みずみずしい感性、青春像…

それは今も色あせることなく
観る者の胸を撃つ。

大ファンだった才人ジョージ・ロイ・ヒル監督
による二人のヒーローたち

ブッチ・キャシディー(ポール・ニューマン)と
サンダンス・キッド(ロバート・レッドフォード)の友情。

そしてその二人の間で揺れ動く女心を
可憐にチャーミングに演じていたのが、キャサリンロスだった。

ここからスタンダード曲になった
バート・バカラック作曲、
B・J・トーマスの歌う「雨にぬれても」
の流れる、かの有名な自転車のシーン。
久しぶりに観て感激。

そして次のエトワールが決定した☆



ポール・ニューマン PAUL NEWMAN

今回はかなり苦戦のまま
タイムアップ

とりあえず画像掲載☆

出演作一覧
(監督のみの作、声だけの出演を除く)

傷だらけの栄光 Somebody Up There Likes Me(1956)
左ききの拳銃 The Left Handed Gun(1958)
熱いトタン屋根の猫 Cat on a Hot Tin Roof(1958)

栄光への脱出 Exodus(1960)
ハスラー The Hustler(1961)
渇いた太陽 Sweet Bird of Youth(1962)
ハッド Hud(1963)
暴行 The Outrage(1964)
動く標的 The Moving Target(1966)
引き裂かれたカーテン Torn Curtain(1966)
暴力脱獄 Cool Hand Luke(1967)
明日に向って撃て! Butch Cassidy and the Sundance Kid(1969)

オレゴン大森林/わが緑の大地 Sometimes a Great Notion(1971)
マッキントッシュの男 The MacKintosh Man (1972)
スティング The Sting(1973)
タワーリング・インフェルノ The Towering Inferno(1974)
スラップショット Slap Shot(1977)

世界崩壊の序曲 The Day World Ended(1980)
アパッチ砦ブロンクス Fort Apache: The Bronx(1981)
スクープ・悪意の不在 ABSENCE OF MALICE(1981)
評決 The Verdict(1982)
ハスラー2 The Color of Money(1986)

ミスター&ミセス・ブリッジ Mr. & Mrs. Bridge(1990)
未来は今 The Hudsucker Proxy(1994)
ノーバディーズ・フール Nobody's Fool(1994)
トワイライト 葬られた過去 Twilight (1998)

ロード・トゥ・パーディション Road to Perdition(2002)

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ポール・ニューマン TRIBUTE

さて、
エトワールのニューヴァージョン開始。
始まりにふさわしいのはこの方。
ポール・ニューマンは
2年前の2008年9月、83歳で肺癌により死去。

1956年に「傷だらけの栄光」で本格デヴューしてから
実に半世紀に渡りハリウッド映画の中心として活躍してきた。
劇映画最後の出演は2002年の「ロード・トゥ・パーディション」。