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ster conduct story 外伝 ルナ編

バトスピを使ったオリジナルストーリー

 どこにでもある町、どこにでもある空、どこにでもある海、どこにでもある森。
そんな一般的な町に一つだけ特殊な建物が・・・
白凰院家である。ここの家だけは特別だ。すべてが大きい。
庭はもちろん、屋敷はまるでお城かのような大きさである。
 そんな白凰院家の一人息子、白凰院 ルナ 18歳 身長は高く、ファッションにこだわりがある。
クールな印象をもたれることが多いが、実は熱血家。
負けず嫌いで、正義感が強い。しかし、大雑把な部分がある。
 お金持ちであるルナがハマっているもの、それはカードゲーム「バトルスピリッツ」略して「バトスピ」
コアとカードを用い無限の戦略を見いだせるカードゲームである。
一般的な家の子もやっているものだが、白凰院家は一味違う。
圧倒的な資金を使い、ルナが必要なカードは絶対に手に入れる。
よってルナはこの町で1番のカードバトラーだった。
大雑把なため、プレイングでミスはあるが、それを気にしないほどのデッキ力と、勝ちに対する執着心を持っている。
 そんな彼は白のカードをメインで使う。
守りを固めつつ、自分の場を整え、相手の隙を見つけ、そこを攻める。
それがルナの戦闘スタイルだ。
「そろそろ順番だな・・・」
 近日、白凰院家プレゼンツ、バトルスピリッツ白凰院カップが開催される。
その大会に向け、ルナも場数を踏むためにある場所に来ていた。
それは、バトルフィールドだ。白凰院家が独自で開発を進め、つい最近開発に成功した世界でただ一つの装置だ。
バトスピ専用で、フィールドに出したスピリットやネクサスが実際に出現し、バトルする。
このバトルフィールドは常に解放されており、一般の人も利用できる。
よってルナも一般の人に混じり順番待ちをしていた。
対戦相手とバトルフィールドに向かう
「あの、ルナさんですよね!?よろしくお願いします。」
「あぁ、こちらこそよろしくな。」
お互い挨拶をし、いよいよバトル開始だ!!
「ゲートオープン!!解放!!」


・・・


「こんなもんか、そろそろ帰ろう。」
 今日は何試合しただろうか、ルナは全勝だった。
「歯ごたえない相手ばかりだったなぁ。」
そんな感想を口にしながら自分の部屋に向かうルナ。
おぼっちゃまということもあり、ルナはこの町では有名人。
よって友達といえる人は数少なかった。
 家につき、今日の反省をもとにデッキを構築し直す。

「明日は久しぶりにあいつとバトルしたいな。」


 翌日、ルナはある人に電話をかけた。
「・・・もしもし?」
「もしもしルナ?どうしたの?」
電話の相手は、隣町に住む蒼流 藍 ルナと同じく18歳 女子にしては身長が高く、スタイルがいい。
性格はクールで冷静、しかしルナの前ではちょっと違う。ちなみに白凰院家ほどではないが、蒼流家もお金持ちである。
「今日空いてるか?」
「えぇ!?なに?もしかして、デート!?」
「ちげぇよ、バトスピしないか?うちのバトルフィールドで。」
「そっか!!大会近いもんね、いいわ、相手してあげる。」
「わかった。じゃあ昼からでいいか?」
「了解したわ、私だって成長したんだからね。」
「おう、絶対負けねぇからな。」
電話を切りルナはデッキを見直す。
 実は藍はルナの許嫁で、親同士も仲がいい。
よってルナと藍は小さいころから仲がいいのだ。バトスピを藍に教えたのもルナである。
藍もルナに負けないようにお金をかける。よってルナと同じくらい強いカードバトラーに成長した。
使うカードは青がメイン。
いつも冷静に判断し、プレイングにミスはほとんどない。しかし引きが弱いため、運悪く負けることが多い。


「そろそろ来るか。」
 ルナは昼食を終えると、すぐにバトルフィールドがある部屋に向かった。
「こんにちは、ルナ。」
「おう、久しぶりだな。」
 藍も到着し久しぶりの再会であいさつを交わす。
「最近調子どう?相変わらずの強運で負け知らずかしら?」
「もちろんだぜ、藍はどうなんだ?」
「あたしはまぁまぁかな。毎回あと少しで勝てるんだけど、爪が甘くて・・・」
「そうか、デッキの構築はどうだ?」
「ちゃんと反省を生かして、デッキ改良はしてるのよ。でも引きたいときに引けないことが多くのよね。」
「自分のデッキを信じて戦えば、必ずデッキは答えてくれるさ。」
「ルナはいいわね。運があって。」
「運も実力のうちだ。」
 そんな会話をし、ルナたちはデッキをバトルフィールドにセットした。
「いつ振りかしらね、ルナと戦うの。」
「どうだったかな、それじゃ、始めるか。」
「まだルナにだけは勝ててないのよね。今回こそ・・・」
「ゲートオープン!!解放!!」


 対戦が始まる。ルナが先攻だ。
「久しぶりにいいバトルができそうだ。スタートステップ!!ドローステップ、メインステップ。」
・・・
 ターンが進み藍のターン。ルナの場にはモノケロックLv2、鉄騎皇イグドラシルLv2、要塞蟲ラルバLv2が2体。
藍の場には、蹴撃の戦場跡Lv2、灼熱の谷Lv1、ブロンズゴレムLv2。
「メインステップ。これで決まるかしら?タワーゴレムをLv1で召喚。」
「来るな、藍のキーカード」
「転召します!タワーゴレムのコアをボイドに送り、蒼嵐の勇者皇カイオーLv2で召喚!!不足コストはブロンズゴレムより確保。
よってブロンズゴレムはLv1になるわ。」
「俺のライフは4か、」
「アタックステップ!カイオー!でアタック!!強襲発動するわ!!蹴撃の戦場跡を疲労させ、カイオーを回復よ。」
「強襲か、BPも俺のスピリットより高い、フラッシュタイミング!!サイレントウォールを使用。
このバトルが終了したとき、お前のアタックステップは終了する!!
そのアタックはライフで受ける。」
「やはりそう簡単には勝たせてくれないのね。ターンエンドよ。」
この時点で藍のライフは2、ルナのライフは2。
「スタートステップ!コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ。このターンでケリをつけさせてもらう。」
「そう簡単には決めさせないわ。」
「メインステップ、要塞蟲ラルバ1体のレベルを下げ、転召!!氷雪の勇者皇ウルをLv2で召喚!!する」
「BPは7000、私のカイオーは9000よ。」
「アタックステップ!!ウルでアタックする。」
「あら?そんなBPでいいのかしら?Lv3にすれば10000になるのに・・・カイオーでブロック!!
蹴撃の戦場跡Lv2の効果で、強襲をブロック時にも発動するわ、灼熱の谷を疲労させ、カイオーを回復させる。」
「フラッシュタイミング!!インビジブルクロークを使用!!ウルのアタックはブロックされないものとして扱う!!」
「なに!?仕方ないわね、ライフで受けるわ。」

 バトルは終了した。今回もルナの勝利、しかし、インビジブルクロークとウルを引かなかったらどうなっていたかわからなかっただろう
「なんでそんなにルナは引きがいいわけ?この世は不平等よ。」
「違うさ、自分のデッキを信じれば、デッキは答えてくれる。それだけだ。」
「何がいけなかったのかしら、うまく回っていたはずなんだけど。」
「強襲のデッキを使うなら序盤から相手のライフを減らしておく必要があるだろうな。」
「そこなのよ、ルナと戦うとモノケロックがいてライフを減らせないのよね。」
「わかってるならちゃんと対策すれば、俺にも勝てるようになるさ、頑張れよ。」
「う、うん///」

 藍の顔がちょっと赤くなったことに、ルナは気づかなかった。
バトルフィールドを離れ、飲み物を口にしながら会話が始まる。
「じゃあバトルも終わったし、どうする?」
「久しぶりに遊びに来たし、もうちょっと遊びたい///なんて・・・」
「そっか、じゃあ俺の部屋でデッキでも調整するか。」
「えぇ?ルナの部屋に///いいの・・・?」
「別にいいだろ?小さいころよく俺の部屋で遊んでたじゃんか。」
「それは小さいころだからよかったのであって、年ごろの男子と女子が・・・」
「何言ってんのかわからんが俺はいくぞ。置いてっていいのかぁ?」
「ちょっ、ちょっと待ってよぉ~///」


 ルナの部屋につき、デッキ構築についての話や、大会についての話などしていた。
「そろそろ帰ろうかしら。」
「もうそんな時間か、玄関まで送るぞ。」
「本当?ありがとう///」
「おう。」
 玄関までの長い廊下道、藍はふとルナに話しかけた。
「ねぇルナ?」
「ん?」
「私ってルナの許嫁なのよね。」
「あぁ、そうみたいだな、俺は気にしてないけど。」
「えぇ、それどういうこと?」
「普通結婚ってお互いが愛しあって初めて成立するもんだろ、そういう親の言いつけとか気にしてらんないっつうの。」
「そっか・・・」
「お前はそういう風に思わないのか?女なら好きな人と結婚したいだろ?」
「そりゃ思うわよ・・・もう・・・」
「どうしたんだよ、わけわかんねぇな。」
「もういいわよ・・・」
「そっか、よし、じゃあこの辺でな」
「うん、また遊びに来てもいい///?」
「もちろんだ、いつでも来い。」
「うん、じゃあまたね。」
「おう、じゃあな。」
 そうしてルナと藍は別れた。

このブログは、ブログというよりも小説に近いです。


読んでくださる方は、ある物語を読んでいる感覚になってくれるとうれしいです。


また、この物語を読むにあたり、カードゲーム、バトルスピリッツの知識が必要になります。


バトルスピリッツに興味がある、または、やっている人に読んでほしいと思います。


物語を書いているのは一般人です。ときに誤字や、文が変になっているところがあるかもしれません。


気を付けて書くようにはしますが、あらかじめお詫びいたします。


更新頻度は週に一回程度だと思います。


毎週楽しみになるような物語にしたいと思うので、よろしくお願いします。