お好みにムラ
好みの異性のタイプは?ときく、きかれるのはどこにでもある話。老若男女問わず、この話は興味深いものだが、特に女性は年齢を重ねていくにつれ変わっていくことに気づき、気づかされるようだ。あるアンケートでは、約6割の女性が、異性の好みの変化を感じているのだという。女性の好みのタイプの変化は、進学・就職などの環境の変化に大きく変化を受けやすい傾向にあり、特に21歳から24歳までの時期は、これまで学生どうしのほぼ同じ年齢帯での付き合いにとどまっていたものから、ぐっと年上の人との付き合いが生まれ、自然と女性の価値観の中に、「仕事ができるかできないか」という要素が入るからだという。学生時代は、「おもしろい」、「スポーツができる」といった、ある種の尊敬や憧れからくるものだが、社会に出ると、その尊敬や憧れがより人物像にフォーカスを置いたものにシフトする。さらに、20代後半になると、異性との交際による経験を経たり、結婚を意識したりして、好みのタイプはある程度揺るぎないものの、これはありえないというタイプを見出すようになるのだという。これは女性特有の考え方であり、逆に男性の好みのタイプは、大きく変わることはないのだという。それは、男性は女性を「愛嬌」で見ているからであり、好きになった女性を忘れられなかったり、あわよくばヨリを戻したいと考えたりするのも、このためである。女性は、年齢をある程度重ねたら、自分の恋愛史を作成して客観視すると、失敗しない恋愛が可能になるのかもしれない。女性の努力で、好きな人、愛する人の好みに合わせようという心持はとても大事だし、尊敬に値するのだが、戻すことのできない、これまで経てきた年月で女性の考えや価値観が変わるのならば、無理に男性に合わせようとしなくてもよいのだということだ。