小生の最も得意としていた範囲です。2度目になるので、スルーして結構です。
赴任した当初は急性心筋梗塞などにカテーテル検査や治療を行う所は少なかった。西日本が多く、○○記念病院 ○○中央病院 ○○成人病センター ○○ハートセンター ○○鎌倉病院ぐらいでした。狭心症を含め、まだまだ侵襲の多い外科的バイパス術が全盛でした。
そこでballoonを使った治療が上記病院で始まったわけですが、それまで随分と患者さんが心筋梗塞で亡くなっていました。しかし始めたは良いけれども、バルーンの長さや種類や同時に服用する薬なども、まったく解りませんでした。この開発過程に自分はいたのです。
絶対条件として3か月後の再狭窄が問題で、解決したのはずいぶん後です。この間が長かった。
今はこの再狭窄の問題は、薬剤(抗炎症か抗ガン剤)溶出性のステント治療で解決されて、フォローカテも8~12か月後で大丈夫です。使うべき薬もDOACが出てきて楽になりました。
思えば長かったですね。ひと世代もかかった。やっとのことで、手技が完成した。色々なデバイスが出ては消えていった。今では考えられないような事もあったし、使用したりもあった。全ては患者さんにより達成されて、現在のように安全に出来るようになった。感謝。