我が家は築１００年以上の古民家で、おまけにド田舎にいます。条件は整っていますが昔のようにハエはいません。衛生環境が整ったのでしょうかね。ハエたたき ハエトリガミ この２語を知っている、かつ使ったことがある世代は、多分私たちが最後でしょう。
ハエたたきとは文字どうり１mぐらいの棒の先にはがき大のたたく部分がある道具です。ハエトリガミとは、５cmぐらいの粘着テープがぐるぐる巻きで筒の中にあり、それをらせん状に引き出して、天井から吊るすのです。飛び回るハエや虫がくっついてよく取れました。家の中にも吊るしましたが、近所の市場の生鮮食品を扱うお店にもありました。最近は衛生状態が良いのかハエは少ないですね。ちょっと汚い話になります。スルーしても結構です。小さいころ社宅にいる頃は、汲み取り便所でした。ほかの時は大体水洗でした。この衛生状態の差ですかね。最近の都会では考えられないでしょう。
同じく我が家に電気掃除機が来るまで、ほうきやはたき ちりとりは、掃除に必須でした。はたきとはどんなものかどうやって使うものか知っていますか。どうやら我々が最後の世代みたいです。これらは文化遺産として後世に残らないのかな。
ピアノ練習は現在（ロンドンデリーの歌）（千の風に乗って）です。２曲ともよく似ていますので大体暗譜しました。右手が心なしか滑らかに動き、麻痺で全く動かない左手の指が少しだけ動き始めました。これがピアノ効果ですね。重々毎日するということが大切ですね。遅ればせながら身をもって知りました。