先日、観に行ったばかりの岐阜県美術館の展覧会「フランス近代絵画の祝宴」、また行きたいと思っていたのですが、早速、再訪してしまいました。
初日に観に行って、合わせて記念講演会「名品を求めてー画家との出会い、思い出の作品」を聴いて、お話、エピソードの面白さに、もう1回戻って見たいと思いながらも、雨降りで車をバイトに行く子どもに貸したかったので、講演が終わってすぐに帰宅したので、また日を改めて行きたいとは思っていました。
ちょうど借りていた図書館の本を返却したくて、ついでに寄ろうかなと思っていたところ(岐阜県図書館は、岐阜県美術館と隣接しています)、次男坊が今日は授業も実験も無いと言うので、だったら図書館とランチに行こうと誘い、ドサクサで美術館にも連れていってしまいました。あんまり次男坊は絵に興味はないのですが、ここまですごい美術展は行っておかないと損ですからとの押し付けです。
先日の初日は、結構込み合っていましたが、平日の昼間の今日は空いていて、ゆっくりゆったり鑑賞できました。美術館のSNSに、週末は地下駐車場(美術館と図書館は同じ駐車場)が混雑するため、なるべく車でなく公共機関で来て欲しいと、近隣駅の西岐阜駅からの道筋をアップしていたので、週末は混みそうですが(確かに初日は、地下駐車場には置けず、少し離れた外の駐車場に停めました)、今日は停めることも普通にできました。
自分が元々好きで、もう1回観たかったものと、講演を聴いて、観たくなったものとを重点的に。
先日見て、良いなあと思い、講演で紹介されて再度見たかったルドンの「横顔の女」(笠間日動美)、少し暗いですが良いです。ルドンは、岐阜県美術館でも良く観る機会があるので、何度か観ているうちに、好きが増してきた感じです。
ピカソの「婦人像」(笠間日動美)も講演で紹介されて、ネット上にも全然、画像が無いので、再度見たかった絵。一応、図録を購入したので、そちらで見られるのですが、絵葉書も無かった・・・。
シャガールの「花束とカップル」(笠間日動美)も、まるで貸切のように、あちこちからじっくり見られて美しい、楽しい。
ゴッホの「サン=レミの道」(笠間日動美)は、これこれ、これを観て!ゴッホだよ、と次男坊に声をかけて、またゆっくりと再鑑賞。空や左の木の描き方は、月星夜に通じるものがあるように思います。また道の濃い影は、陽の明るさ、強さを感じさせます。
もう一つ、ぜひ、再度見たいと思っていたのが、ジョルジュ=ピエール・スーラ 踊る道化。モノクロのコンテの素描で、実は、私はモノクロの素描や版画は、あまり惹かれなくて、ついパッと流して観てしまうことが多く、こちらも前回は見飛ばしていました。それが講演で、笠間日動の館長が、「すごく好き、じっと見ていると色が見えてくる、音楽が聴こえてくる」と言われて、確かにスクリーンに投影された作品を見ると、色が見え、音楽が聞こえる気がしてきて、これは!もう1度見てみたい!となった作品です。展示室で実物を見て、確かに、動きが感じられるような、生命感が伝わってくるような気がして驚きました。その影響で、いつもはあまり見ない、他のモノクロの素描や版画も、もう少し、じっくり眺めることになりました。やっぱり、その道に詳しい方に案内してもらうと、見え方が変わってくる気がします。
先日は図録を購入したので、今回は絵葉書を買おうと思って。ゴッホは絵葉書があったのですが、残念ながら、ピカソの婦人像は無く、代わりにメモ帳があったので、そちらを購入しました。メモ帳の表紙が汚れないよう、もう切ってしまって飾ろうかな。
図書館のカフェ、純喫茶もくじ堂が、展覧会「フランス近代絵画の祝宴」のコラボメニューをやっていたので、そちらをチョイス。「モネの白のブイヤベース」だそう。バター香る魚介のスープ「コトリヤード」、サラダ、クロワッサン、ドリンクのセットでした。
まるで自分の庭か別邸のような気楽さで、こんな素晴らしい絵が手軽に観に行けて贅沢だなあ。今度は、母か長男坊を連れて来よう。










