奇跡のチェロ・アンサンブル | 翡翠のブログ

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クリスマスの今日は、宗次ホールに「奇跡のチェロ・アンサンブル」を聴きに行きました。

辻本 玲

伊藤 悠貴

小林 幸太郎

伊東 裕

岡本 侑也

上野 通明

 

世界のあちことで活躍する一流のチェリストらが、年末年始だからこそ一堂に集まれる機会を利用してのチェロ・アンサンブル。今年で5年目のコンサートなのだそう。前回も観に行ったのですが、実力ある方々で素晴らしい演奏なのに加えて、かっこいい、可愛い面々。可愛いと思ってしまうのは、セクハラだろうか? いや、ちゃんと演奏を聴きに行っているんですよ、同時に観て楽しんでいるだけで・・・。

 

曲目
ダヴィドフ:賛歌
ポッパー:ハンガリー狂詩曲
ドビュッシー:月の光
リムスキー=コルサコフ:「シェヘラザード」より 若き王子と王女
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
ピアソラ:ブエノスアイレスの四季

アンコール:ピアソラ:現実との3分間

 

「月の光」や「シェヘラザード」は、チェロの美しい甘い音色を味わう最高の気持ちよさでした。よく知られている曲ですが、知っている曲だから良く聞こえるのか?誰もが良く感じる曲だから、よく知られるほど演奏されるのか?そこはわからないのですが、鉄板の美しい音楽。

 

一方、「ハンガリー狂詩曲」や「序奏とロンド・カプリチオーソ」、ピアソラは、かっこいい、さすがの丁々発止という感じでした。これをチェロで弾くの!?という技巧的なすごい弾きが、次から次へと受け渡され、かけあい、アイコンタクトの合図があり。見ているこちらも、あちらを観たりこちらを観たり、あちらを聴いたりこちらを聴いたり、ワクワク、ドキドキする演奏でした。面白い!

 

そして今回もCD販売がない代わりにと、写真の撮影タイムがありました。

 

アンコールは、ピアソラ:現実との3分間。これまでは、このピアソラが最難だったのが、今回さらに難しい曲に最難を譲ったそう。これまたアンコールらしい、おお!と大拍手したくなるカッコよさでした。

現時点では来年の演奏会予定は東京と大阪らしい。宗次ホールさん、ぜひがんばって招致してほしい、来年も来てほしいです。