昨晩へ念願の名古屋ブルーノートへライヴを聴きに行ってきました。
名古屋ブルーノート Blue Note NAGOYA 、以前から行ってみたい憧れのクラブでした。
演目は、「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール ツアー2019 “罪深き楽団の遠征”」
建物に入ると地下への階段が長い長い、潜る潜る。
受付で予約の名前を告げて、番号を呼ばれるのを待ちます。飾られていた、こちらのドリンクは菊地成孔さんのオリジナルカクテルらしい。
クロークで上着を預けて室内へ。全席テーブル&椅子席で、先日のライヴハウスのようなオールスタンディングに比べると楽。前方から中央辺りはテーブに椅子が向かい合って並び、ステージ向かって横向きに並んでいて、ステージは横を向いてみる感じ。中央より後方の席は、講義室や講演会のようにステージに向かってテーブルに着く感じの配置。私たちの席は、ちょうど中央辺りの席でした。店内は演奏中は撮影不可ですが、それ以外の時は撮影OKとのこと。
フードメニューも充実していました。
もちろんお酒も充実していましたが、私は帰宅時に最寄駅から自家用車の予定なのでソフトドリンクに野菜チップス。
オーケストラ「ペペ・トルメント・アスカラール」は、菊地成孔さんののサックス(ボーカル)にピアノ、ベース、ドラムといったオーソドックスなジャズらしい編成に加えて、パーカッション、ハープ、弦楽四重奏、バンドネオンとで構成されています。
菊地成孔公式サイト 第3インターネット
菊地成孔 ビュロ菊だより
菊地成孔(vo,sax,conductor)、 林 正樹(p)、 鈴木正人(b)、早川 純(bandoneon) 、堀米 綾(harp) 、田中倫明(per) 、大儀見 元(per)、牛山玲名(1st vln) 、田島華乃(2nd vln) 、舘泉礼一(vla) 、関口将史(vlc)
演奏された曲も、その編成を活かして、ジャズ、タンゴ、クラシック、ヒップホップ、ポップスなど様々なジャンルの演奏が、それぞれ「かっこいい」「気持ちいい」という共通項でブレンドされたという感じでした。すごく良かった。菊地さんのボーカルも、歌詞は・・・私の耳的に今一つ聴き取れないのですが、そこがまた一つの楽器という感じで素敵でした。サックスも非常に色気があって良かったし、パーカッションとヴァイオリンも、とっても気持ち良かったですし。ベースのフューチャーされた曲がとってもとってもカッコ良かったです。
戦前と戦後
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菊地成孔さんは、ジャズ関連の著書を何冊か読んだくらいで、演奏は全然知らないまま初ライヴに伺うという申し訳ない状況でしたが、思い切って聴きに行って、とっても良かったです。ブルーノートも期待どおりの素敵なハコでしたし、新しい心惹かれる音楽に知り合えました。
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