鵜飼 | 翡翠のブログ

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日々の徒然をつづっています。コメントは承認後公開させていただきます。

今日は長良川の鵜飼いへ。鵜飼は長男坊のまだ小さいころに、夫のご両親をお招きして鵜飼船に乗ったことがありますが、それ以後は、川辺のホテルで鵜飼を観つつ宴会することはあっても、乗ることはありませんでした(子ども達は、学校から各々乗る機会がありましたが)。

 

とても良いお天気。日中は30℃だとかで汗ばむ陽気。夕焼けも綺麗。

 

乗船したのは瑞光丸。船頭さんがとても粋で、心配りの行き届いた気持ち良い方でした。鵜匠さんの説明を聞くのをやめて、乗り込んで早めに川上に登りますか?と聞いていただけて、ノリノリでそうします!と皆で乗り込んで出発。

 

川上に着いて舟を留め、そこで食事開始。

楮(こうぞ)さんの鮎入り弁当、鮎の塩焼きが美味しく、その他のおかずもぎっりし、一つ一つが味わい深くとっても美味しい。

さらに、参加者のメンバーのお一人から、差し入れの鮎の煮つけと蟹があり、この鮎の煮つけがまた、味が良く染みていて美味しい。

 

私の差し入れ持込は、奈良屋の都鳥&雪だる満と日本酒。メレンゲのお菓子でサクサク軽く、おまけに可愛くて大好きなお菓子です。

お酒は月見酒の上善如水 純米大吟醸、ボトルが可愛くて買ってしまったのですが、家族はあまり日本酒を飲まないので、ぜひお好きな方と飲みたくて持ち込みました。軽やか、爽やかな飲み心地。

 

他にもおやつが色々。赤ワインも少しいただき、良い香りで美味しい。鵜飼開始を待つ間に花火もしました。

 

いよいよ鵜飼開始。花火が上がりました。

 

夜の闇、川面に篝火が美しく幻想的です。そして一生懸命泳ぎ潜る鵜が可愛い。

 

とても近くに寄っていただけたので、鵜匠さんも鵜の様子もよく見えました。船頭さんも鵜匠さんも、サービス精神満点、船に乗った皆で鵜と鵜匠さんを応援する気持ち。ちょうど鮎を取ったらしい鵜を鵜飼船のへりに上げて鮎を獲っているらしい場面も観ることができました。

 

それから川下に船を着け、鵜匠さんの舟は一旦川上に戻ります。そしていよいよ、総がらみとなりました。この時も舟の舳先の方に移動して座って見て良いですよと言っていただけ、皆で舟先へ。並んだ船が鮎を追い込みつつの鵜飼のフィナーレです。なんて綺麗。

 

今日の鵜飼いで獲れたという鮎を見せていただけました。これはお店には出ないで、そおまま川辺のホテルに回るのだそう。

 

とっても優雅で美しい、楽しい鵜飼でした。やはり川岸から眺めるの船に乗るのでは、全然違いますね、波にゆれる舟、暗いでも灯りの下で透明な川面、暗闇の中で赤々と燃え上がる篝火、照らされる川面。鵜飼の鵜と鵜匠さんの姿、技、声、船や波の音。何もかも素晴らしい。そのうえ、気の合う楽しいお友達たちと一緒というのが最高でした。

 

そのまま帰りがたく、日本酒バーの二次会にも参加しコーヒー。これもまた楽しかった、時間がたつのがあっという間でした。お店も雰囲気が良く、日本酒がもっと飲めたら飲みたかったくらい。

 

なんて楽しいイベント、鵜飼の楽しさ、素晴らしさも、岐阜の良さも再確認。発起人の方に大感謝です。また来年も行きたいなあ。