シンガポールで生まれた次女
明日には生後7ヶ月になります
そんな次女氏ですが、実は生まれたときから耳の付け根に小さな穴が空いており
「天然のピアスホールや〜」とか呑気に思ってたんですが
実はこれ「耳ろう孔」という先天性奇形の一種らしく
耳瘻孔とは、生まれつき耳の周囲に小さな穴が開いて、その下方に管(または袋状)があり、その管の先端は耳介軟骨で終わっているものを言います。これは耳を形成する時の異常により生じたものと言われています。耳の異常の中ではかなり頻度の高い疾患の1つです。
出典:日本形成外科学会
母親の胎内で耳介ができる時に不完全なまま形成されてしまうことが原因だとか
たしかに、耳って複雑な構造してるもんな...これがちゃんとできるってすごいことよな...
100人に1〜2人はいるらしいので、そこまで珍しいわけでもないようで
ググると症例がめちゃくちゃ出てくるのですが
ただ、シンガポールでの耳ろう孔の治療や体験談についての日本語の情報は見つからなかったので、
せっかくなので記録に残しておきたいと思います。
現在進行系で治療中なので、まだ治ってはいません
上記の日本形成外科学会のページにもあるのですが
耳ろう孔は感染を起こしたりしてない限りは特に問題はないらしく。
私も「ほくろみたいなもんやろ」と思っており、この穴について調べることもなく、特に検診時にDrに質問することもありませんでした。
ただ生後3ヶ月くらいから、眠くなると耳を触る癖があった次女。
生後半年になって力も強くなったのか、ある日耳から血が出てかさぶたになっていたので、日系病院の耳鼻科を受診しました。
(このときは、炎症は穴の周囲ではなく別の箇所だった)
この耳鼻科では特に穴についての指摘はなく、炎症を起こしてた外側のかさぶたにぬる塗り薬だけもらって終了。
(今思うと、このとき耳瘻孔についても教えてほしかった...と思うけど、自分も問題視してなくて質問もしなかったからやむなし)
すると...次の日くらいに「かさぶたとは別の箇所(=穴の周辺)が赤く腫れている...?」と気付く。
ヘルパーも"Swell..."と心配していました。
(swell は「腫れる」という意味らしい)
このときも穴が原因とはまだ気づけてなかったので、耳鼻科でもらった塗り薬を塗ったりして様子見。
ただ2日経っても、3日経っても腫れは引かないどころかむしろひどくなっている...
この段階で「耳 腫れ」とかでググる中で、ようやく「耳ろう孔」の存在に行き着いたのでした...
その後の治療を考える上で、まず「耳鼻科」「小児科」「皮膚科」のどこに行くべき?と悩んだのですが、
以前、自分の爪が化膿して腫れてしまったときにジャパグリの総合医のLOH先生に診てもらってすぐ治ったことを思い出して、ジャパグリに問い合わせ📞
ただ、LOH先生は2歳以下は受け付けてないらしく小児科にお世話になることに。
やはり耳瘻孔からばい菌が入って感染をおこしているのであろう、ということで
抗生剤をもらい5日間飲んで、治ったら終了、治らなければ再診ということになりました。
このときは薬飲めば治るやろと思ってたのですが、耳ろう孔はなかなか手強く...
あんなに小さい穴なのに...
5日間飲んでも腫れが引かないどころか、
ついには破裂して膿が出てきてしまい
(写真もあるのですが自重します)
ちょうど予定の5日後=今日、再度受診してきました。
そこで小児科の先生にまた診てもらったところ、一見びっくりするけど膿が出るのはいいことらしい。
(実際、膿が出てから腫れが引いてきた)
ただ耳鼻科にも診てもらった方が良いとのことで、ジャパグリの耳鼻科も受診しようとするも
こちらも2歳以下は受け付けてないそうで...
今後、手術ということになったら日系の病院ではできないので、
その判断をしてもらうためにも、ローカルの耳鼻科専門医を紹介してもらうことになったのでした。
穴を埋めるには手術しか方法はないらしい
長くなるので、次の記事に続けます
後半はこちら
ちょうど並行して便秘問題にも悩んでいました
(こっちは解決)
ランキング参加中⭐バナーをポチっとお願いします
クリックいただけると、シンガポール情報がつまった他のブログも読めるページに飛びます