俳優・三浦春馬さんの「日本製」を読みました。



内容は47都道府県の“日本製”をあれこれ紹介していくものですが、お取り寄せして試食したとかではなく、三浦春馬さんが実際に現地へ行って現場の方々の話を聞いています。

人気の俳優さんで多忙だったであろう方が日本全国を飛び回ったなんてすごいなぁと驚きました。


東京の“日本製”は、月島のお隣・佃のつくだに丸久。


お店の前を通ったことは何度もあるのですが、恥ずかしながらお店に入った事はありません。

もんじゃストリートのもんじゃ屋さんほど多くはありませんが、佃の佃煮屋さんもこのエリアに集まっています。


「東京には他にも色々な日本製があるだろうに、よくぞ佃においでなすった!」と何だかありがたい気持ちになりました。

佃が載っていた事がこの本を手に取るきっかけとなりましたが、東京以外の“日本製”についても色々知ることができて大変勉強になりました。

日本に生まれ育っても、日本について知らない事はまだまだあるものです。

気軽に旅行へ行けない今の時期に読むと、日本全国を旅している気分にもなれます。

そして、三浦春馬さんがスポンジの如く新しい事をぐんぐん吸収していく様子が伝わってきて、好感度がめちゃくちゃ上がりました。

どんな事でも一生懸命前向きに取り組む姿が眩しかったです。

こんな好青年がわずか30歳でこの世を去ってしまった事が本当に惜しまれます。

先日、古畑任三郎ファイナル「ラストダンス」の再放送を観ました。

あらすじはこちらをご覧下さい▼
古畑任三郎の「人は生まれ変われる」というセリフ、演じた田村正和さんが亡くなった後だったからか、まるで田村正和さんが生まれ変わって皆の目の前にまた現れるんじゃないかと思ってしまいました。

映像や写真などの作品を通し、人々の記憶の中でずっと生き続けることができる俳優さんって本当に素晴らしいですね。

改めて、お二人のご冥福をお祈りします。