『サザエさん』や『ちびまる子ちゃん』でね、カツオやまるちゃんが、

「体操着忘れたぁ!」

って青くなったり赤くなったりしてますでしょう。


あれね、子供の頃から全くピンときてなかったんです。


や、北海道……も地域によるのかな。

少なくとも札幌市内のほとんどの小学校では、”体操着”って概念がないんです。


登校してきたまんまのカッコで体育の授業を受けているんですよ。


ですから、ほとんどの子供は、ジャージで小学校に通っていたんです。

もちろん体育の授業がない日もありますが、そんなことは重要じゃありませんでした。


まあホラ、昼休みにみんなでサッカーやったりバスケやったりしますでしょう。


そのためにはジャージ。

手っ取り早いぜ、ジャージ。

なにはなくとも、ジャージ。

まさに、

♪ 俺たちゃジャージがユニホーム!たまにゃ蜂にも追われるけれどぉ~……。

状態だったんです。


……………。


あ、や、”アパッチ野球軍”っていうマンガが昔ありましてね。

”俺たちゃ裸がユニホーム”って歌詞があったんですよ。


や、もっとも、”カワちゃん”っていう男の子だけは、アパッチ野球軍でしたね。


彼は無類のお調子者で……。

みんなでバスケをやっていても……。

毎日”なんらかのハプニング”があったんですよ。


そしてその結果が必ず、



フリチン(笑)



そしてフリチンのまま、教室に帰り、女の子悲鳴。

カワちゃんご満悦。


なんてよくありました……。


んっ……?


カワちゃん……?

フリチン……………?


……今、すごく下品な下ネタが………。



違う!アパッチ野球軍のあたりから話が迷子になってる?!


や、違うんです。


先日、結婚式がありましてね。


東京に住んでいる長姉とその娘のリカちゃん(8歳)に久しぶりに会ったんです。


こんな機会でもなければ、北海道に帰ってこられないから、なんて学校休ませて帰郷していたんです。


まあ、普段馴染みがないとはいえ、やっぱり可愛いんですよ、血を分けた姪っ子ってのは。


それでね、


「ちょっと早いけど、おじさんがクリスマスプレゼント買ってあげようか。なんか欲しいもんあるかい?」


って聞いてみたんです。


まあ言っても、8歳、小学校2年生。

DSかwiiのソフト。

なんて言うのかしらん、考えていたら………。


馴れてない叔父さんからの提案に、一通り、はにかんだ後でリカちゃんが、口にしたのか、


「じゃあ、服かぁ、ブーツ!」



………なんて?(笑)



服かブーツ?(笑)


え、小2でしょう?僕が小2のときに欲しがっていたのって、”ゾイド”とかですよ?!


いやいやいや………。


一応言っておきます。


キャバ嬢か?!



や、服はわかります。百歩譲ってわかります。

ナイキか、プーマか、アディダスのジャージでしょう?(笑)


…………。


違うんですって(笑)


まあ、服はいいや。


でもブーツ。


小2女児がブーツってか?!


そんな大混乱中の僕にも関わらず、長姉は、リカちゃんと和気藹々です。

「よかったねー!おじさん、ブーツか服買ってくれるって!」

服とブーツの順番代わったのはわざとか?!


ツッコむ間もなく、次姉は次姉で娘のネネちゃんに、

「ネネもおじさんにブーツ買ってもらいなさい」

って言ってるんです。

あーあ、服どっか消えちゃった!!


や、話聞きますとね。


子供用のブーツなんか普通に売ってるし。

なにより、今時のお子様は、ジャージなんかで登校しないんですって。


………小学校のとき同級生だったオーノ君は、家が小金持ちでお母さんがオシャレだったから、1人毎日、ジーパンなんかで登校していたんですが、それが辛くて辛くて、


「お母さん!!俺もジャージで学校行きたいよぉ!」


って母親相手に泣きじゃくったというのに………。



貴様ら、それはオーノ君への冒涜か?!



僕が悟空なら、髪が金髪になってしまうほどでしたが……。


これね、やらしい話ですが……。


値段聞いたらさほどじゃないんです。


ゲームソフト買うのとそんなに変わらない………?


………………。


よし、ブーツ買ってやる!(笑)


や、違います。値段があーだこーだじゃないのよ?

なんていうのかな!本人が欲しいって言ってるものが、あの……ええ……(笑)



でもね。



”案外”って思ったってことはですよ。


単純な市場原理で考えますと。


① 欲しがる人がたくさんいる。

② 大量生産でコストを安くできる。

③ 市場価格が下がる。


ってことでしょう?



ちょっとだけ。


なんだかなぁ。


なんて苦笑いしたくなりますぜ。
昨日ね、残業があったんですよ。


なんやかんやでトラブりまして、帰ってきたら11時頃だったんです。


9時過ぎ、10時過ぎならともかくね、11時過ぎてのは、そこからご飯仕度するのはほとほとめんどくさいんですよね。


しかもミステリーなのが……。


「あー、今日遅くなったし、”なか卯”で食べて帰るかー…」


なんて思って、車運転しながら会社から帰っていたのにね。


気がついたら、アパートの前に立っていたんです。


たぶん世界一マヌケな、


「…あっ………」


って一言を漏らした瞬間ですよ(笑)


やるせない!!(笑)


で、まあまあ、仕方ありません。


ポンコツっぷりで外食を逃し。

ご飯仕度もめんどくさい。



そうなると結局ね。


カップラーメンでいっかー。


になるわけですよ(笑)



しかし、あれですねぇ。


なんで深夜のカップラーメンってあんなに美味しいのでしょう(笑)


ウヒウヒ、こんな寝しなにカップラーメンなんて食べたら、塩分過多で、体にも超最悪だぜ。

なんていう背徳感。


まああとは単純に疲れからくる高揚感。


そういったもんが調味料になるんですかねぇ。


食べると、ウマイウマイ(笑)



まあそしてね、それだけじゃないわけです。



必殺技があるんです。


カップヌードル(無印)がオススメです。


カップヌードルの麺だけじゃ、ちょっと足りないな、なんて時ありますでしょう。


……寝しなに満腹になるまで食うな


なんて意見は聞こえません(笑)


まあまあそんな時はね、

カップヌードルの”残り汁”を小鍋に移し……

冷やご飯を1膳ぶんと玉子を投下し……


一煮立ちさせたら完成です。

名付けて……


カップヌードル名残雑炊!!


いや~、これがウマイのなんの!


ちなみに正月には、ご飯と玉子の代わりに、餅と三ツ葉を入れた”名残雑煮”になりますが、これもウマイ!!


いや、ほんと試してみて下さい。


カロリー? まあまあ、その話はまた後ですればいいじゃないの(笑)



そんな風にね、カップヌードル名残雑炊を食べながら、”シルシルミチル”を見て、


「ウヒヒ、ウマイ!ウヒヒ、ウマイ!」


なんて言っていたら。



携帯が鳴ったんですよ。



なにかしらん。

なんて思ったら、メールです。


昔から仲の良い友人からのメールには、


『誕生日おめでとう。今年1年、サイコーの1年になるといいねー!』


なんて書いてあるんです。


………………。


日付変わって誕生日に……。


テレビ見ながら、カップヌードル名残雑炊を食べながら……ウヒウヒしてました。


とりあえず、そのことを友人に返信してみたんです。


ややしばらくしてから、返信がありまして。

曰く、


『ごめん。こういうときなんて言ったらいいかわからない』


…………。


笑えばいいと思うよ。


というか、笑ってくれなきゃやる瀬ない!(笑)
まあまあ結婚式自体はね、いいんです。

結婚式ってのはいいもんでございます。

なんというか”幸せなオーラ”に包まれていますでしょう。


ありゃあいいもんです。


ですが。


なんでしょうね。親族が集められて座るあの一角。


僕、あのテーブル大嫌い(笑)


あのテーブルに座るくらいならアルカトラズ刑務所にブチ込まれたほうがまだマシと言えますよ!(笑)


イトーヨーカドーのおもちゃ売り場で、ぐずって、手足をバタバタしている僕に、

「披露宴の親族席に座らせるよ!」

と言ったら、スン、って泣き止みますよ。


それくらいイヤでございます。




まあまあ一通り、ぐずりましたが……。


や、昨日ね、行ってきたんですよ。

従兄弟の結婚披露宴。


……………。


ちょっ、やめて下さいよ。

誰ですか?


41歳の新郎と38歳の新婦であそこまで大々的な披露宴やるかねぇ。


なんて言ったのは!


………。

……披露宴をやるとは聞いてたけどあんな派手にやるとは……。


誰っ?!(笑)



や、まあまああれですねぇ。


ああいう席に座ってますとねぇ。

ビシビシきますね。


「次こそアホバカちゃんの番よね。おばちゃん、アホバカちゃんのぶんのご祝儀はもうね、用意してんの!何年も前から!」

♪ ア、ア、アホバカ大逃亡

「”いない、いない”って、ほんとは彼女くらいいるんでしょ、今日だって連れてくればよかったじゃない!」

♪ なーんか、ヤなこと言ってるぞ

「やだ!本当にいなかったの!それならおばちゃんにまかせて!」

♪ 聞きたくないから耳塞げ

「だってもう29でしょう?大丈夫~!おばちゃんきちんとしたお見合い相手探すから!」

♪ 九々でも数えてやり過ごそう



♪ 九々でも数えてやり過ごそ~う



ええ、僕を救ってくれるのは、”ドリフ大爆笑のテーマ”だけですよ(笑)



まあまあ、一部、混沌として、七の段で迷子になりながらも、式は次々、プログラムを消化し、

僕の従兄弟で新郎の、スピーチってことになったんです。


だからもう最終盤ですよね。


そんな中、マイクを取った新郎のサトル君(41)は、

「本日はお忙しいところ……」

と無難に挨拶を始めたんです。面白みのない定型文の挨拶です。



だけどね。




ここからが、本当のショーの始まりだったんです。




挨拶も進み、時間的にもそろそろ〆かな、なんてタイミングで、



サトル君(41)が突然、



「お母さん!今まで育ててくれてありがとう!」



と言いながら泣いたんです。


……えぇ~………まさかの……。


や、僕、子供の頃からサトル君のことを、

なんだか面白みのない兄ちゃんだなぁ!

なんて思ってましたけど……。


まさかこの大事な曲面で、渾身のボケを披露するとは……。



そりゃ面白いですよ!40男が泣きながらの、
「育ててくれてありがとう」
でしょう?


思わず………。



ブホッ!



って吹き出してしまったことは無理からぬこと……いや、サトル君が望んだこと!といっても過言じゃございません!



ただね。



なんでしょう。


みんな笑ってないんです。


ギャースギャースと騒がしかったウチの姉貴達も。

叔母も。

姪っ子で8歳のリカちゃんも。

同じく7歳のネネちゃんまでもが神妙な顔して俯いているんです。


もちろん、花嫁さんも、

「それ、あたしのセリフじゃねぇのかよ!」

ってツッコマないんです。

なんか1歩下がったところで、目尻を押さえてるんです。


まあたぶんゴミかなんかが入ったんでしょうが!(笑)



いやいやいや、びっくりしましたよ。



まさかの”ボケ殺し”


そしてあろうことか、僕の2人の姉貴がね、

「普通、笑うか? サイテー」

「バカじゃない? こっちが恥ずかしいわ」

なんて言ってるんですよ。



いやいやいや。サイテーはどっちだ、バカはどっちだ



サトル君の渾身のボケを殺すほうがよっぽどサイテーでバカですよ。



ただ昨日のサトル君はキレキレでしたね。


きっと”ボケ殺し”の可能性についても考えていたんでしょうね。


まさかのボケの二段構えです。


この一世一代のスピーチでなかなかできることじゃありません。
言い方は悪いですが、ほとほと見直しました。



サトル君、今度は新婦の両親の席に向き直り、一礼、

「ユカさんのお父様、お母様。今までユカさんを大切に育てていただきありがとうございました」


そして、スッと息を吸い、


「これからは僕が”ユカりん”を大切にしていきます!!」



ブホッ!!



ユカりん!

ユカ”りん”て(笑)


天才か、お前は!


なのに………。


びっくりしましたよ。


笑ったの、僕と2人の姉貴だけなんです。


あの~………。


ボケ殺しは、その~………(笑)