おはようございます![]()
昨日のだいじろーさんのお話に引き続いて、ですが・・・
英語が理解したいな~、もはや外国に行かないから自分から話せなくても、聞き取れて理解できたらな~ なんて60を過ぎても思う私です。
どうしてこんなに学生の時、勉強時間を使っても、理解できないんだろう、何度もそう思いました。(いや、真面目にやってないだけと言われたらそうだけど・・・)
でもこんなランキングがあるんですよ。
お隣の韓国は48位 中国は人口が多く幅があるので86位です(2025年度)
なんで難しいのかなぁ・・・、そもそも英語とはどこの言葉ですか?
もちろんイギリス発祥と思いますが、イギリスの英語の語順は昔ヨーロッパでは少数派だったのでは?
英語はもともと、イギリス(ブリテン島)に住んでいた人々の言葉ではなく、現在のドイツ北西部やデンマーク周辺から渡ってきた民族の言葉です。
そして、大昔のイギリス(古英語の時代)における英語は、ドイツ語や日本語と同じように「結論が最後に来る(SOV)語順」がとても多く、現在の「主語+動詞+目的語(SVO)」はむしろ少数派、あるいは数ある語順パターンのひとつに過ぎませんでした。
英語のルーツと、語順が少数派から多数派へひっくり返った歴史の詳細は以下の通りです。
1. 英語はどこから来たのか?
もともとイギリス(ブリテン島)には、ケルト人という人々が住んでおり、ケルト系の言語が話されていました。
しかし5世紀頃、現在のドイツ北西部、デンマーク、オランダのあたりから、アングル人、サクソン人、ジュート人というゲルマン系の民族が海を渡って大量に移住・侵略してきました。
彼らが持ち込んだゲルマン系の言語が、現在の英語の直接の祖先である「古英語(アングロ・サクソン語)」です。
「イングランド(アングル人の土地)」や「イングリッシュ」という言葉も、このアングル人に由来しています。
2. 昔のイギリスでは、いまの語順は少数派だった
先述の通り、英語の祖先はドイツ語と同じゲルマン派生の言語です。
そのため、1000年ほど前のイギリスで話されていた古英語は、「日本語やドイツ語と同じように、動詞が最後にくる(SOV)構造」が基本(ベース)にありました。
当時は以下のように、文の種類によって語順がバラバラでした。
・普通の文:主語 + 動詞 + 目的語(SVO:今の英語と同じ)
・おまけの文(接続詞の後ろなど):主語 + 目的語 + 動詞(SOV:日本語と同じ)
・副詞が先頭に来る文:動詞 + 主語 + 目的語(VSO)昔の英語は単語の語尾(て・に・を・は にあたる部分)が激しく変化したため、語順がめちゃくちゃでも意味が通じました。
そのため、現在の「SVO」の語順は、数あるバリエーションのなかの「一部のパターン(少数派・あるいは限定的なルール)」だったのです。
3. なぜ今の「すっきりした語順(SVO)」に統一されたのか?
イギリスが2度の大きな外国からの侵略を受けたことで、英語のシステムが完全に破壊され、変化しました。
・バイキング(デーン人)の侵略(8〜11世紀)
現在のスカンジナビア(ノルウェー・スウェーデンなど)からバイキングが侵略し、イギリスに定住しました。
彼らの言葉(古ノルド語)と古英語は、単語は似ていましたが「語尾の変化(文法)」が全く違いました。
意思疎通をスムーズにするため、お互いに「めんどくさい語尾の変化(文法システム)をすべて切り捨てて、単語の並びだけで会話しよう」という割り切りが起こりました。
・ノーマン・コンクエスト(1066年)
フランスのノルマンディー地方からフランス語を話す貴族たちがイギリスを征服しました。
これにより、イギリスの支配階級の言葉はフランス語になり、英語は「庶民の話し言葉」へと格下げされました。
学校で正しい文法が教えられなくなった結果、英語の複雑な格変化はさらに急速に消滅していきました。
結論語尾の変化が完全に消え去った英語は、「主語 + 動詞 + 目的語(SVO)」という語順をガチガチに固定しないと意味が通じない言語になりました。
結果として、かつてドイツ語や日本語と似ていた「結論を最後に言う古い語順(SOV)」は完全に駆逐され、現在のすっきりとした、しかし語順に厳しい英語が誕生したのです。
『英語を基準とした文法と発音の違いの表』一番遠いところにいるのが日本
そうなんですね、私たち日本人の多数は本当に英語が苦手で、その理由の1つに語順があると思います。
よくヨーロッパの人が何ヶ国語も話せる(人が多い)のは語順や文法が同じで単語や発音だけちがうからだと思っていたのですが、それは間違いですね。
その通りです!まさに「ヨーロッパの言語はみんな同じようなもの」というのは大きな誤解で、質問者様のおっしゃる通り、文法や語順の面でもかなりダイナミックな違いがあります。
「ヨーロッパの人は何ヶ国語も話せる」という現象の裏には、語順が同じだからという単純な理由ではなく、もっと別の構造的・歴史的な理由があります。
1. ヨーロッパ言語の「語順」は実はバラバラ
これまでに見てきた通り、ヨーロッパの中でも語順や文法のルールは大きく異なります。
・英語: 語順がガチガチに固定された「SVO」
・ドイツ語・オランダ語: 文の種類で語順が変わる「V2語順(SVOとSOVのハイブリッド)」
・フランス語・イタリア語・スペイン語: 基本は「SVO」ですが、代名詞(それ、彼に、など)が入ると「主語 + 目的語 + 動詞」という日本語と同じ(SOV)語順に変化します(例:フランス語の「Je t'aime(私は あなたを 愛する)」)。
ロシア語・ポーランド語: ドイツ語以上に「格変化(語尾変化)」が激しいため、語順をどう並び替えても通じるという、日本語以上に自由な語順を持っています。
このように、ヨーロッパ人にとっても、隣の国の言葉を学ぶときは「語順のルール変更」という大きな壁にぶつかっています。
2. では、なぜ彼らは多言語を話せるのか?
語順が違うにもかかわらず、なぜヨーロッパの人が何ヶ国語も話せる(ように見える)のかというと、主な理由は以下の3点です。
・「単語のパーツ」が驚くほど共通している
文法は違っても、元をたどれば同じ「インド・ヨーロッパ祖語」という親から生まれた言語が多いため、単語の形が激似しています。(例:英語の「information」は、フランス語でも「information」、スペイン語でも「información」、ドイツ語でも「Information」です。)
・文字(アルファベット)も同じなので、「文法さえ覚えれば、単語は最初から7割くらい知っている状態」からスタートできます。
・陸続きの環境と「必要性」電車で数時間走れば違う言語の国に行く環境です。
ビジネスや観光で他国の言葉を使う機会が日常的にあるため、学習のモチベーションが日本人とは根本的に異なります。
「完璧主義」ではないヨーロッパの人は、文法や発音が多少間違っていても「通じればOK」と堂々と話します。
日本人のように「完璧な英語を話さなければ恥ずかしい」という心理的なブレーキが少ないことも、多言語を習得しやすい大きな要因です。
日本語と韓国語と英語の語順の違い
※イギリスはイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つの国から構成されており、地域ごとに強い方言や訛りがあります。
それでもとにかくほぼ陸続きって強いですよね。
上の表なんてみたら、「そりゃ無理だ~」とおもいませんか?(仲間を必死で求めてるwww)



