1981年初版です
かあさん たるたに よしゆき
かあさんは せんたくすきや
あさもよるもせんたくする
そやけどいっつもぶつぶついうて せんたくする
ぼくらがよごしてばっかりやという
こころでありがとうおもとうのに
そんなこというから
くちでありがとういわれへん
これからつめたくなる
きをつけて しもやけにならんとってや
これもこころでいうてるだけ
※ ※ ※
さる いとう きょうこ
モンキーセンターに
かわいそうなさるがいました
ひだりのあしのないさる
てのないさる
あばれるさるもおったのよ
なんでそんなさるがうまれたか
おじさんがおしえてくれました
みんながやるえさに
いろがついているものや
くさらないように
くすりをいれているから
しんでみいらみたいになっているのに
おかあさんのさるは
ふけを
とってやってるの
だけど
みんなかわいい目で
わたしたちを
みていました
本のカバー裏に作家 灰谷健次郎さんの言葉がありました
ぼくも十七年という年月、ずっと子どもに文章を書かせてきたんだけど
そのことで子どもの生活が変わってゆく、高められてゆくーーー
ということを究極の目標にしてきたんです。
・・・・・子どもの表現によって教師の意識も変えられてゆく。
教育そのものの最も意義深いところのものを、子どもたちが具体的な事実で示してくれる。
鹿島さんが二十何年という年月、教師をしてきて、そして今もなお子供たちの表現からものを学んでいるということの意味は、
今の日本の教育の、最も落ち込んでいる不毛な部分に、ある光を与えるんではないかと、ぼくは考えているわけです。
いかがでしたか?
先日衆議院選挙があったでしょ?
私は子どもの(孫の)未来を思って、投票しました。
日本人の平均的教育は、まだ悪くはないと思いたいのだけど
最近の若い人の強盗事件のニュースを見ていたら
まるで日本じゃないみたい 心が殺伐としているの?
学校の先生になりたい人も減っていると聞く
(もちろん過酷な仕事だから)
できるだけ、地域全体で子どもをみて愛していけたら
良い教育ってなんだろう
難しいけれど、子どもの未来を良きものにしていきたい。


