おはようございます傘
 
昨日の夕方、猫のおかあさんはお空にいってしまいました
 
昨日の午後1時に様子を見に行った時は
意識朦朧ですが、何とか浅い息をしていました。
抱っこして30分ほど様子をみたり話しかけたり
少しマッサージしたりしたけど
あんまりしたら疲れてしまうかなと
いつもの寝場所にそっと置いて
「また来るから、ねんねね」と声をかけて離れました。
 
つい数日前まではマッサージしたらお礼のようにしっぽをぱたんぱたんとしてましたが
昨日はもうそれもできませんでした。
 
今まで他の旅だった猫たちをみてきて
最期の最期は皆息が苦しそうにしていたりしましたが
まだそこまででないので
長男や夫が帰ってくる頃(深夜)かなぁと思っていたのに
 
5時に様子を見に行くと、もう息をしていませんでした。
 
ひとりで逝っちゃうなんて、おかあさんらしい
甘えたの息子「おにいさん」が様子がわからずにしらんぷりしているのも・・・
 
(写真を載せるので、苦手な方はここでお帰り下さいね)
 
 
 
 
 
 

 

数日前から

もしもの時は、花を買いに行くのではなく

ベランダに咲いている花で飾ろうと思っていました。

 

ちょうど亡くなった私の母が大好きな紫色のお花ばかりでした。

きっと猫のおかあさんも紫色が好きよね。

 

 

数年前のまだ元気だった故ちびちゃん(手前)と猫のおかあさん

実母のベッドの上で(きっと真冬ね)

私が一番近寄って写真を撮れた時でした

 

お母さんは享年15~16歳です

私の母が当時、近所で野良猫のエサやりをしていて

まだ若そうな猫で、とても懐く子がいたので連れて帰ってきたのでした。

 

連れて帰ってわかったのは、その子はお腹が大きかったこと

まだ若い猫に見えますが、妊娠していました。

 

当時父が猫を飼うのを嫌がったので

母は2階でこっそり飼いました

もう父が2階へは上がれなくなっていたので。

 

おかあさん猫は子猫を5匹うみ

1匹は里親サイトで飼い主が見つかり

1匹は叔母が引き取り

のこり小次郎さんとおにいさんとちびちゃんがお母さん猫とずっと暮らしました。

 

私の母はいい加減な人で

2階の窓はあけていましたが

夏も冬もエアコンなどつけず(雨でも冬でも窓はあけたまま)

猫用の布団なども何も用意せず、

おそらくたびたびトイレの世話や、ごはんをあげるのも忘れがちになりながらも

4匹で7年ほど2階で暮らしました。

(避妊去勢手術は私に強く言われてみんな受けています)

 

その後、認知症になった実母と一緒に我が家に引き取られたのです。

(ライト君も)

 

そこで初めて、4匹の猫たちは冷暖房を知り

パウチの餌をもらったり、おやつを食べたり

爪を切ったり、ブラシをしたりと普通の家ネコと同じお世話をされました。

ただ、人間を私の母以外に知らなかったので

私には全く懐きませんでした

ずっと私がお世話をしていたのに

いつも遠巻きに見ていました。

 

母に猫を捕まえてもらって爪切りをしていました(よけい嫌われた)

 

前にも書きましたが

猫のお母さんは最期は私のことを私の母だと間違っていたのかもしれません

でも、身を預けてくれてよかったです。

 

私の母は猫のおかあさんの事を「この子はずうずうしいというか図太いのよ」とよく言ってました。

食べる事が大好きな子でした。好き嫌いなくどんなフードもよく食べました。

ずうずうしくて図太いから

妊娠した身を母に預けたのでしょうね。

 

綺麗な白とサバ柄のおかあさん

さいごまでずうずうしく力強くよくがんばりました。

今生はお疲れさまでした

お空の花畑で好きなだけゆっくりしてね。

またあいましょう。