おはようございます晴れ

 

Eテレのこの春からの新しい取り組みとして

「3か月でマスターする」シリーズが始まりました。

 

大人の学びなおしとして、歴史や数学やピアノの弾き方などをそれぞれ3か月で勉強するという番組です(1回30分)

 

最初の3か月は歴史でした。(テキストも売っています)

 

NHKの番組「3か月でマスターする 世界史」は、アジアからの視点で世界史を捉え直し、古代から現代までの歴史の大きなつながりを描く番組です。歴史学者たちのトークを軸に、現在世界で起きていることの背景に迫るテーマも取り上げ、いまを生きる人たちの教養として歴史を伝えています。
4月は「西アジア」、5月は「モンゴルが変えた世界」、6月は「アジアと欧米との対峙」をテーマにしています。

 

真顔録画して見ているんですが、それぞれの回、数回見直しました。

  家にいるとつい用事をしてしまったり、猫や犬にかまったりしてなかなか集中できなかったんです。

  わかりにくいところも、繰り返しみて理解しました。

 この前向きさが学生の時にあったらなぁ笑い泣き

 

そもそも「世界史」という学問はヨーロッパ人が作った学問なので

視点はヨーロッパにあります。

でも古代文明とはメソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・ 黄河文明(または 長江文明をふくめて中国文明)のこと。

 いずれも 気候が 温暖な大きな川の 流域に、紀元前3000〜前1500年の間におこったと、世界史の最初に習いましたね。

ヨーロッパは入ってないんですよね。

 

それと「シルクロード交易」

シルクロードは、紀元前2世紀から15世紀半ばまで、中国と西洋を結ぶ交易路の総称で、中国の洛陽を起点として東はローマまで伸びていました。

 

ということは、前2世紀にはアジアからローマまで途中モンゴルやカザフスタン、中東を通って人々はつながって暮らしていたのですね。

 

なので、この世界史はアジアに視点を置いて、見てみようという試みで、面白かったです。

 

私の記憶としては、あまり授業で深堀しなかったモンゴルが栄えた時代(13世紀にチンギス・ハンが建国したモンゴル帝国の時代)

なぜ、モンゴルは、ユーラシアの東西を統一する空前の大帝国を築くことができたのか?そこには、武力だけに頼らない、驚きの戦略があったという番組も知らないことばかりでとても面白かったです。

元からヨーロッパまでを支配しました。

 

6月はモンゴル帝国の崩壊から、明の時代の中華思想、大航海時代とヨーロッパ列強によるアジアの植民地支配、2度の世界大戦を経ての米ソの台頭による国際秩序の再編から、現代に続く道のりを紹介しています。

ここでやっとヨーロッパの国々やアメリカが出てきます。

 

歴史というのは日々の生活の積み重ねで、突然降って湧いたものでなく、面々とつながっていることがよくわかりました。
古代から続く壮大な歴史のうねりとドラマが、現代の世界情勢につながっていると感じました。
世界史に触れれば、現代のニュースの深層がわかる。と番組内で言われていましたが、その通りですね。

 

うちの夫はなぜか「歴史を学ぶことの意義が感じられない」というので私とは全く話が合いません

私一人で番組を見ていますウインク

 

次回からは「数学」なんですよね~~~苦手だ~~~見るかどうしようかな~~~