おはようございます傘

 

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頂き物のソープフラワーのブーケ、美しいです。

 

音譜ズンチャカズンチャカズンチャカズンチャカ・・・・

長男が高校生の頃

ある日突然大音量で低音がびりびりくる謎の音楽が息子の部屋から聞こえてきました。

 

滝汗なに?宗教??呪い???と思いました。

 

息子に聞くと『レゲエ』とのこと

最初は聞くのも少し怖いような音楽でしたが

毎日聞いていると慣れてきて、その独特の「ノリ」も少しわかるようになりました。

 

長男のレゲエ熱は長くは続かなかったのですが、その頃に『ボブ・マーリー』という人がレゲエの神様的存在だと知りました。

 

先週のNHK「おはよう日本」でめずらしく映画の紹介がありました、最近増えてきた「現代音楽の神様的な人にクローズアップ」する映画です。その最新作が「ボブ・マーリーONE LOVE」でした。

 

 

長男のジギー・マーリーのインタビューを中心にして、ボブ・マーリーの音楽の力と、彼の愛へのメッセージについて解説がありました。  

 

 

 

ボブ・マーリーについて少し解説しますと

(上記のページから抜き出します)

 

音符ボブが信奉したラスタファリズムは、よく宗教と取られるが正確には思想運動である。

まず、土台にパン・アフリカズム=汎アフリカ主義がある。

これは20世紀に入り、かつて奴隷としてアフリカから強制的に欧米やカリブ海諸国に連れられた人々が、植民地化していたアフリカの国々が独立した後でアフリカ大陸に帰ろうとする思想運動である。

 

音符国際的な背景があるジャマイカの政情不安
ボブが活躍する以前の1940年代から、保守的で市場経済を重視するジャマイカ労働党(JLP)と、社会民主主義を標榜する左派寄りの人民国家党(PNP)が2大政党として競っていた。

 

ボブ・マーリーはPNPのマイケル・マンリー寄りだと目されたことから、JLPを率いたエドワード・シアガとそのシンパのギャングに狙われたとする説が有力だ。

 

独立後の1970年代は2党間の争いが激化し、首都のキングストンは暴力がはびこっていた。

与党だった時期にマイケル・マンリーが共産主義国のキューバのカストロ首相と2国間外交を密にしたことから、アメリカもCIAの諜報員をキングストンに送り込んでいた。

 

経済や人口に比して、異常な数の銃が出回ったのは、さまざまな思惑が入り乱れて武器を供給する背景があったのだ。

 

ボブは前年にスティーヴィー・ワンダーがジャマイカで目の不自由な子どもたちのためにコンサートを開催したことに触発され、似たような無料コンサートを計画した。

 

選挙の年で緊張感が高まるなか、開催を告知した途端、ボブが以前にサポートしたマンリーが選挙日(12月20日)を告知してしまった。そのため、一般市民のためのコンサートが政治的な意味を帯びてしまったのだ。

 

ボブは自分のコンサートにJLPとPNPの代表を呼んで、舞台上で握手させて平和を訴えています。

 

One love, one heart
Let's get together and feel all right
Hear the children crying (One love)
Hear the children crying (One heart)
Sayin', "Give thanks and praise to the Lord and I will feel all right."
Sayin', "Let's get together and feel all right."

ひとつの愛、ひとつの心
ひとつになれば最高の気分さ!

子供たちの声を聴くんだ
子供たちの叫びを聴くんだ
神さまに感謝と賛美を捧げて、僕の心は満たされる。
ひとつになって最高の気分になろうぜ!

 

真顔現在のかなり不安定な世の中だからこそ生れた映画、再評価されるべきボブ・マーリーということですね。