こんにちは
お昼前にスーパーに行ったら恵方巻の売り場の大きさにびっくりしました
もちろん昼食用に我が家も買ってさきほど食べました。(姑には太巻きではなく中巻き)
私は海鮮巻き、おいしかったです
みんな買っていらしたので、いいんですけど、フードロスにならないように、お店の生産も若干すくなめでお願いしたいなぁ。
息子は巻き寿司が嫌いなので夜は普通の献立です~
節分の日のお話といえば
あまんきみこさん作の「おにたのぼうし」がありますね。
このいわさきちひろさんの絵がとても印象的な絵本でした。
初版は1969年で、今も出版されています。
おはなしは・・・
鬼は怖い者、悪い存在、不幸をもたらすと決めつけて、節分には魔よけのひいらぎを玄関に飾り、夜には豆まきをして、鬼を追い払おうとします。
そんな人間の風習に疑問を持ちながらもどうすることもできず、裸で寒い雪の中へと逃げていく黒鬼『おにた』の節分の日の夜のお話です。
節分の夜、おにたは、いくところがありません。
角をかくす古いむぎわらぼうしをかぶって、まちを歩いていきました。
ようやく小さな橋をわたったところに、まめのにおいのしない家をみつけました。
そこには、おんなのことおかあさんがすんでいました。
おかあさんは病気でした。
てんじょうのはりの上で、ふたりのようすをみていたおにたは、おんなのこをよろこばせてやりたいと思うのですが・・・
作者のあまんきみこさんのあとがきによると
あまんさんは子供の頃、節分の日には追いだされる鬼の心配をしていたそうです。
そして追い出された鬼たちは泣きながら寒い冬の海に入って、『オニオコゼ』になると信じていたそうです。
そんな心配をするやさしい子供もいるのですね
絵ほんを読むとこのお話のメッセージはちゃんと書いてあるのですぐにわかります
ただ、なんでもそうですが、なかなか良いメッセージも世の中に浸透しないですね
その悲しさを感じる物語です。
最後におんなのこが感じる「勘違い」も物悲しいのです。
読んであげるなら幼稚園生の頃から
いわさきちひろさんの水彩画ってどうしてあんなに素敵なんでしょうねぇ