こんにちは

 

今日は昨日の続き『日本賞』の児童向け部門最優秀賞受賞の

『小石の丘』をご紹介します。

 

制作:スイス、フランス、ベルギー

『旅をしながら新しい家を探す家族の物語』がこのお話のテーマです

制作の背景は『環境問題による洪水』からの『避難民』。

そういったことに心を寄せて欲しいということが制作の狙いです

子供たちに語り掛けるために、擬人化した「動物」を主人公にして、「アニメーション」にした ということです。

あらすじ

トガリネズミの一家(おばあちゃん、母親、3人(アリス・パコ・エミール)の子ども達)は小川のほとりで幸せに暮らしていた。
(哺乳類最小の動物トガリネズミ絶滅危惧種)


しかしある日、激しい雨が降り上流のダムが破壊されてしまう。

そしてそれによって洪水となり村一帯が流されてしまう。

幸い家族は全員、この最悪の事態をなんとか免れられて無事であったが、一家の家は完全に崩壊してしまう。

冬の備蓄用の食料も失い、放浪をすることを余儀なくされた一家は、同じく家を失ったおじいさんトガリネズミと一緒に、冬になる前に新しい家を見つけるため旅に出る。

そしておじいさんトガリネズミの助言により、「小石の丘」(Pebble Hill)へ向かう。

 

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※トガリネズミの家族の中に真っ白なハツカネズミがいますが

 これは人間でいうところの「養子」なのでしょうね。

 

トガリネズミはいろいろな動物に助けてもらいます。

いっぽう、驚かれたり、仲間に入れることを反対する人たちにも遭遇します。

そんな中でも子供たちは行われるはずだった「秋祭り」についてずっと考えたり、話したりしていて

そこには「希望」を感じます。

 

 

アニメはCMなしで30分ありますので、お話として様々な出来事が起こります。

こちらもぜひ、どこかで見ていただきたいのですが

子供たちだけでなく、大人も十分にまず物語感に惹かれ、そのあと、いろいろな問題について想いを馳せることでしょう。

 

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子供たちは他の動物たちとちゃんと秋祭りを楽しむことができました。

 

そして物語は、なんと想像していたエンディング「小石の丘にたどりつく」を待たずに終わってしまいますが

それは、「私たちの人生が、どうなるのかわからない」ことを表しているそうです。

もし災害や紛争にあって、すべてを失ったあとは、この後の人生がどうなるのか、だれも想像できないですよね

でも臨機応変といいますか、時代の流れに乗って、いつかはチャンスをつかむ、それでよいのだと、教えてくれています。

そこに子供たちの持つ「希望の力」は逞しいですね。

 

あと、登場人物を動物にすることは「偏見」を無くすという効果があるそうです

人を主人公にするとまず「人種」を見てしまうから、との制作者の言葉は、重いなぁと思いました。

 

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絵がとにかく柔らかく、かわいらしく、素朴でとても素敵です。

何度でも繰り返し見たくなるアニメ―ションでした。