おはようございます![]()
梅雨らしいお天気は仕方ないとして
この湿気だけ、助けてほしいですね~
さて今日は久しぶりに子供の作文をご紹介したいと思います。
今日は2作品載せますね
この作文は1998年発行の『朝日作文コンクール入選作 子供を変えた親の一言(低学年)』に掲載されているものです。
いじめられたこと 山本正祐(1年)
いじめられて「ただすけべ」といわれた。ぼくは、かなしい気もちになった。
(人をきずつけるようなことをいうなんて)
(自分だっていわれたら泣くくせに。今どあったら、同じようなことをいってしかえししてやろう。)
ぼくは、同じようなことをいってやった。そしたら、また、いわれた。ぼくは、むかっとした。今ど、おかあさんにいおう。だけど、やっぱりよそう。(おかあさんにいったって、どうにもならないし、しんぱいかけるだけだ。)
ぼくは、もう、どうすることもできない。だって、はじめは、一人だったのに、いう人がだんだん多くなったからだ。それに、もっと、ひどいことをいわれるようになった。
(だれか、たすけてくれ。)とこころの中でさけんだ。かなしくて、なきたいのをがまんしていえにかえった。
ドアをあけると、おかあさんが、「おかえり、 どうしたの? 元気がないようだけど。」といった。ぼくは「なんでもないよ。」といったけど、おかあさんに、「なにかあったんでしょう。いってごらん。」といわれ、今までのことをはなした。すると、おかあさんは、「そんなことぐらいで、くよくよしないのよ。」といって、大きなこえでわらった。ぼくは、おこった。
「人のきもちもしらないで、どうしてわらうの、ぼくが、ただすけべといわれてもへいきなんだね。」といった。
「ぼうりょくを、ふるわれたわけじゃないんだから、いいじゃないの。」ともいわれた。
(どこがちがうの、ぼうりょくをふるわれたのと同じじゃないか、ことばの、ぼうりょくだよ。)ぼくは、なみだがあふれそうになった。
そのあと、おかあさんといろいろはなした。少しきもちがらくになった。
おかあさんのいうとおりだ。ぼくがあいてにしているからいつまでも、おもしろがっていっているんだ。これからは、あいてにしないでほっておこう
いつかは、いわなくなるだろう。でも、しばらくは、きっというだろうな。
つぎの日、学校にいくと、やっぱり、いわれた。でもまえほど気にならなくなった。どんなことをいわれても、むしした。すると、だんだんいわれなくなった。それに、おもしろいのは、ぼくのみかたがどんどんふえたことだ。うれしかった。もう、へいきだ。これからだっていろんなことがあるとおもう。でも、ぼくは、まけない。
おかあさんに、「今どのことで、ぼくは、つよくなったよ、それに、人の気持ちがわかるようになった。」といったら、おかあさんは「そう、それはよかったね、いじめられたこともむだじゃなかったね。」といってわらった。
このお母さん、私は『めっちゃ辛抱された』ではないかなと思っています。
普段からの信頼関係や、愛情がなければ、山本君はこの作文は書かなかったと思うからです。
お母さんの返事はいつもクールで、あっけらかんとしていますが、子供の前でのスタンスがしっかりあるのでしょうね。
ごめんね まあ君 禹 一成(1年)
今日、学校の帰りに、1年1組の子が、まあ君をいじめていました。
ぼくも、ついついいじめてしまいました。
家に帰って、そのことをお母さんに言ったら、いきなりほっぺたをたたかれました。
お父さんは、仕事から上がってきて、「自分がいじめられたら、どんなにいやか、よく考えて、まあ君にあやまりに行きなさい。」といいました。
ぼくは、お父さんに、こんなにしかられたのは、はじめてです。
ぼくは、本とうに、わるいことをしたと思いました。
雨がザアザアふっていました。
ぼくの、むねは、ドキドキしました。
きいろのかさをギュッともって、まあ君の家にいきました。
げんかんのチャイムをおしたら、まあ君が出てきたので、ぼくは「ごめんね。」と言いました。
まあ君は「いいよ。」と言ってくれました。
ぼくの胸は、今までモヤモヤしてたのが、パァーッと晴れたみたいに、気もちよかったです。
帰りに、まあ君のおかあさんが「ありがとう。」って、言ってくれました。
ぼくは、もう二度と、お友達をいじめません。
この子は、小学1年で、この体験ができてよかったですね。
「いじめは問答無用で悪いこと」だと、親に教えてもらえましたね。
うちのお恥ずかしい話ですが
次男が小学校高学年で1度クラスメートの男子たちから「無視」されました。
詳しい話は次男としてないのですが、いつも放課後玄関にランドセルを放って遊びにいくのに
1~2か月ぐらい、帰ってきたらずっと家にいました。
これは私が自宅で仕事をしていたからわかったけど、外で働いていたらわからなかったかもしれません。
私は『そおっとしておく方がいいだろうと』と判断してあまりこの事で話し合いませんでした。
それに次男はとても(偉そうなものいい)だったので、次男にも非があることだろうと思っていました。
どういうきっかけなのかも知らずに、いつの間にか、次男はまた友達と遊ぶようになりました。
そういったことも忘れて、次男が中学に入って、わりとすぐに「いじめ事件」が起こり
なんと次男もいじめた方にいたことがわかり
いじめた子供たちとその親が、学校で集まって、いじめられた子と両親に謝罪することになりました。
いじめられた子は持病がある子で、頻繁にトイレ(個室)にいかないと駄目な子だったのですが
それをトイレで何人かでからかった(もっとひどいことも言ったかもしれません)とのことで
次男は、その他大勢でトイレに居たようですが、こういったことを止めなかったのですから
いじめた側です。
私は頭から冷や水をかけられたような気持でした。
心から申し訳なかったと謝罪しました。
あとで、次男は、はみご(無視された人)の経験もあるのに
今回、こういったことになってしまって
私があの時、気を遣って触れなかったことがよくなかったんだと反省しました。
何事も(真正面から取り組んでいるよ、あなたをみているよ)と、子供にわからせないとだめなんだなと思いました。
もともとおしゃべりな次男ですが
その後は特に会話を増やして、次男の心の動きに心を寄せるようにしました。
