こんばんは~三日月

 

9月19日から『芋たこなんきん』の後番組としてNHKBSで朝ドラアンコール放送をしている『本日も晴天なり』

本放送は昭和56年でした。なんと40年以上前の朝ドラです。

 

放送スタート時、ドラマの舞台は昭和19年の東京でした。

戦中でしたがまだ東京に被害はなく、それでもお国のために何かしたいと

主人公の元子は専門学校を中退して、国営放送の(ラジオ)女子放送員を志願して、

受験するところからお話は始まるのですが、長い長い戦時中のお話が、今週、やっと終わり

今日の放送では「玉音放送」が流れるところでした。

 

NHKならではの、当時のニュース映像をふんだんに取り入れたドラマつくりは緊張の連続で

 

当然のごとく敗戦に向かって大変な事態となり、それでも生き残った隣組で

食べものを分けあい、時には冗談を言ったりして励まし合い、でも東京大空襲では

大半の家が焼けて・・・・

夏になり、広島に「新型爆弾」(まだ原爆という言葉がなかった)が落ちて

広島市が吹っ飛んでしまったらしいという噂話が東京にも届きだして

 

短波ラジオを聴いている家から、もうすぐ戦争が終わるのではないかという話が出始めて

空からはアメリカ軍がまくビラが降ってきて、それを読んでいる人は憲兵さんにとらえられて・・・

 

天皇陛下のお声を聞いたことがある人もほとんどいない時代に「玉音放送」が流れて

その内容も政府が内容を何度も変更したので放送が延び延びになり、お言葉使いも、平易なものにはしないこととなり

結果、国民の人がほとんど内容のわからない放送となってしまったそうで

なんと知らなかったのですが、玉音放送のすぐ後に約30分にわたって、放送員による放送内容の詳しい解説の放送があったそうです。

しかしながら、『玉音放送』が終わるなりラジオを切ってしまった人が多く

「あれは何とおっしゃっていたのか」と日本中の方は思ったようです。

 

玉砕を希望する人もまだまだたくさんいたようで

女子供が凌辱されるぐらいなら自決した方がなど、思った人も多かったようです。

 

これはドラマではなく、ドキュメンタリーだと、いや、やはりお芝居だから、「再現ドラマ」だと強く思いました。

 

来週からは、終戦後の大混乱の日本の様子がドラマになると思いますが

今、このドラマを放送する意味は、とてもあると思います。

 

終戦から77年、当時を語れる人は

かなり少なくなっていることでしょう。

日本は今いろんな危機があるとは言え

ウクライナとロシアの戦争について、もちろん戦争反対だけど

ピンとこないという方が私を含め多いのではないでしょうか

ウクライナや、その周辺国にお知り合いのある方は、各自でいろんなご支援をされていると思いますが

実際にどんな支援がいいのか、何よりどうしたらこの戦争をやめさせることができるのか・・・毎日ニュースを見てもただ、お気の毒に思うことしかできません。

 

もちろん「ドラマ」を見るより、本当の資料などを見たり読んだりすることがより正しいことだと思いますが

戦争がどれほど辛らく、無意味であるのかを、ほんの少し、脳みそにピンで留めておきたいと思うのです。

80年前の政府の人たちがどう間違った道を選んだのか、それも知っておきたいのです。

そしてそのせいで市井の人たちがどう流されていったのか、それも知っておかないと

ひとは何度も同じ過ちを繰り返しますからね。

 

本日も晴天なりを今、見せてくださったことは、NHKさんにありがとうと言いたいです。(まだまだ戦後編は続きますけどね)