おはようございます
昨日も寝苦しかった~
暑くて寝付けなくて、扇風機のタイマーを何度もつけました。
(30分にしてるから、すぐ止まっちゃうのよね、
でも、『扇風機かけたまま寝たら死ぬ』って昔から言うから
つけっぱなしにできないのです(笑))
でも、明け方は寒いって、嫌ですねぇ
昨日録画で、俳優の織田さんが司会の番組『ヒューマニエンス40億年のたくらみ・睡眠』をみました。
30分の番組でしたが、ちょっと『ながら見』だったので、あまり頭に入ってこなかった。
詳しい内容をブログに書いている記事がありますので
気になる方はそちらをご覧ください。
織田さんが「僕は大人になってから、一度も夢を見てないんですよ~」と真顔でおっしゃって
みんなに『見てますよ』と言われていたのが一番記憶に残っています。
織田さんてかわいいなぁ。
言われて、あ、そうかと思ったのは
『長い時間寝続けるのは人間だけ』 そばにいる犬や猫でも、何か物音がしたらすぐに起きますもんね。
それはレム睡眠とノンレム睡眠を何度か繰り返して寝ているからだそう。
そしてレム睡眠が脳の海馬の記憶を消している可能性が高いということ。
体験したことはまず海馬に送られ、一時記憶として止められから、大脳皮質に転送されて長期記憶として保存されています。
この海馬での記憶の選択にレム睡眠が深く関わっていると考えられるのだそうです。
ヒトはレム睡眠中に積極的に記憶を消すのです。
レム睡眠を取るとノンレム睡眠の質も上がる、ということもわかりました。
度々レム睡眠が入ることがノンレム睡眠の質をあげているのです。この、人の睡眠を「毎晩起こる進化のプロセス」だそうです。
レム睡眠を十分とった後はより質の良いノンレム睡眠がやってくる。ノンレム睡眠は、ただ脳を休めるだけではなく、細胞と細胞をつなぐ構造体シナプスを作っているのです。レム睡眠の時にあえて古いものを壊したり補強したりして、ノンレム睡眠の時に道路工事をしているようなイメージです。
睡眠中体が動かないでじっと寝ている15分間が、脳波が小刻みに動くレム睡眠で、
寝返りなど、体が動いている時が脳波が動かないノンレム睡眠なんだそうです。
レム睡眠中、脳は起きている状態に近いけれど体は深く休んでいる状態だということです。
また、夢を見ているのはレム睡眠中だそうです。
レム睡眠中に急速眼球運動が起きると、脳の視覚野という領域が活動し、起きている時に何かを見ている時と同じ活動となります。
眼球運動と夢との関係は、夢の映像を目で追いかけている、目が動いた後に鮮やかな夢を誘導する、という二つの仮説があるそうです。
番組に出ていらした学者さんは、睡眠の情報を病気の予防や治療に役立てたいと考えているそうです。心や脳の病気にかかると、ほぼ必ず睡眠に異常が出る。早く捉えることができると治療や予防に役立つと考えられるということです。
ここで、母のことを思いました。
私は認知症が進んだ母と一緒にいて、俗にいう「妄想」の世界の話をしているときの母を観察していて
まるで『夢の中にいるよう』だと強く思ったのです。
母が妄想の中にいる時、はっきりしゃべったけれど、内容が現実的でなく、時空も超えていて、目もうつろでした。
私は「母は脳の病気なんだな」とその時いつも感じていました。
脳と睡眠、夢の研究が進めば、認知症のこともいろいろ解明されるかもしれないなー
そう思いながら番組を見ていました。
あ、ショートスリーパーは脳にあまりよくない、脳にとってはもったいない行為なんだそうですよ~