おはようございます晴れ

 

ローラちゃんのお散歩する小さな児童公園の地面が「しろつめ草」に浸食されて

もう少しで緑の絨毯になりそうなんです

毎年ワクワクして緑の絨毯にならないかな~と思ったところで

公園の整備の人が来て、草を刈ってしまうんです。

それでも毎年毎年、この時期になるとわっさ~と生える

これぞ生命力ですねクローバー

 

 

夜中に過去の「100分de名著」の一気再放送をやってるんです。

以前も見たんですが、気になって一気に録画して、昼間に見ています。

昨日はこれを見ました。(10年前に放送)

このお話、ご存じですか?

年老いた両親と妹を養っているセールスマンの主人公・グレーゴル=ザムザが、

ある朝、目を覚ましたら、虫に変身してしまうという風変わりな物語です。

 

虫が嫌いな人は読み進められませんよね

私もうっすらストーリーは知ってましたが、読んだことはなかったと思います。

でも、どんなストーリーなんだろうと気にはなったので

ざっくり解説してくれる、この番組を見たのです。

 

 

私たちは普段、様々な悩みを抱えながら生きています。生きるのがつらいとまったく思わない人は、まずいないでしょう。そんな時に「変身」を読めば、今、自分がどんな状況におかれているのかが、よくわかります。

もちろん、わかったところで解決策はありません。しかし心の整理にはなります。(HPより)

 

私は一人っ子なので、いつも一人で過ごしていて、一人でいることがあまり苦じゃなかった

というか、小学生にもなると、孤独が好きになっていました。

あまり人が多いとか、人が執拗に絡んでくることが嫌いでした。

 

なので、この主人公や、作者である「カフカ」の「孤独好き」や「ひきこもっていられるのなら、いつまでも引きこもっていたい」気持ちも、分かります。

 

高校生の頃背伸びして読んだ『愛と同じぐらい孤独』(フランソワーズ・サガン)も好きでした。

 

で、お話は図らずも、孤独に過ごすしかなくなった男の話です。

 

脳以外完全に虫になってしまったので、話すこともできなくなっていたのです。

 

最初は驚いたり、戸惑ったりした主人公ですが、やがて孤独を楽しむようになり、社会の責任から逃れてのびのびした気持ちになったりします。

 

食事は妹が運んできてくれるし、部屋を汚しても妹が掃除してくれて、何も問題はないと思うのです。

 

(母親は、虫になった息子を見て失神したあとは、関わらなくなる)

 

でも、そのうち、孤独であることが辛いと思うような出来事が少なからず起こるのです。

 

しかし、主人公はそれを変える手立てもなく、最後にはひからびて死んでしまいます。

 

100分de名著によると、この小説の主人公は作者である「カフカ」を投影したものであるようです。

 

「カフカ」は孤独を愛すとうか、自分に自信がないあまりに、孤独から出られません。

 

長く文通した女性がいたり、ハンサムなので、働いていたころはモテたりしたようですが

 

自分は結婚できるような人間ではないと思っていて、結婚には踏み切れなかったということです。

 

カフカは40歳という若さで結核で命を落としてしまいますが(1924年)、

 

彼がこの作品を書いたのは、1915年第一次世界大戦のころですが

「孤独」や「ひきこもっていたい心理」をとても分かりやすく表現した作品だったんだなぁと感じました。

 

虫は、明るい外で目にするものも多いけれど、圧倒的に暗かったり、じめじめしていたり、人けのいないところに潜んでいるものが多いように思います、人も、少なからず、そういう場所を好む人もいてもおかしくないんですよね。

 

『読後感が悪い本』の筆頭かもしれませんが、ただ気味の悪い悪趣味な本ではないことをお知らせしたいなと、思いました。