おはようございます晴れ

 

こんな言葉を見つけたんです

日蓮のご遺文の中に出てくる言葉だそうです

 

 「娑婆」って仏教用語ですね。

大昔の映画などで「娑婆の空気はうまいな~」というセリフを耳にします。 


「娑婆」の字はシャバと読みます 

私はシャバとは「世間」の事だと思ってましたが、どういう意味でしょうか、調べてみました。
 

「娑婆」という言葉は中国を経由して日本に伝来してきました 。

娑婆の語源は仏教の発祥地であるインドの言葉で、「サーハー」という言葉を、中国の僧侶は音を漢字にして「娑婆」としました。 

サーハーの音を写して「娑婆」としたただけなので、漢字に意味はないとのこと。

 

サーハーを日本語に訳しますと、「忍土」(にんど)となります。 

「忍土」とは「堪え忍ぶ世界」という意味で、私たちの世間は諸々(※)の苦しみから堪え忍んで生きていかなければならないのが、この世だといわれます。

※諸々とは、「四苦八苦」のことです。

 

それがなぜか反対の意味となり、日本では自由な現実世界という意味で使われるようになったのですね。

 

反対語辞典によると、「娑婆」の反対語は此岸・涅槃・霊界で    現実世界のかなたの霊的な世界  あの世とのことでした。
 

ほんとうに娑婆の空気はうまいのでしょうか・・・