2018年夏も過ぎて、検査を受けるたびにロビンのクレアチニンはほんの少しずつ上がっていった。
それでも体調は全く変わりなし、貧血もなし、心臓の音もOK腹水の気配もなしだったので、先生もこのまま様子をみましょうとおっしゃっていた。

最初は食べなかった腎臓用のフードも、このころは好き嫌いはあるものの食べられるようになっていた。

寒くなった頃、1畳用のホットカーペットをロビン用に準備した。季節の変わり目は本当に注意しなくては。
発病の時も寒くなってきたころだったから。

私の布団の枕の方のへりにホットカーペットを平行にしいて、そこに大きめの段ボールを横向けに置いて
四角い『かまくら』みたいにしたあったかいお部屋にして、バスマットやバスタオルを敷いて、ロビンは次の春まで毎日そこにいた。
私がお布団に寝て、首をぐいっと上に向けると、かまくらの中のロビンをいつでも近くで確かめられた。
私が眠るとき腕を伸ばしてロビンの足やしっぽをそおっと握っても、ロビンは嫌がらず、身をまかせてくれていた。

あまったホットカーペットの部分にもバスマットを敷いて、そこには寒がりのリリが暖を取っていた。

ロビンがおねしょ※をしてしまうので、そのたびにカマクラの中のタオルを変えるのだけど、ロビンのおしっこはもう無臭に近くなっていた。
だけどきっとロビンの臭いがつまった段ボールカマクラだからか、ほかの猫が入ることはほとんどなく
ロビンは誰にも邪魔されず、昼も夜もその中で私に相手をしてもらってのんびり過ごしていた。
(※そこで粗相をしてしまうというより、居眠りしている時に出てしまう本当のおねしょだった。だからいつもおねしょのあとは下半身が濡れていて、ロビンがびっくりしていた。大量の点滴をしているから、どうしようもないね、ごめんねロビン)

冬になって、夜、暖房をつけている私達の狭い寝室に、そもそもいるロビンとリリ、そしてレオンさんとルルとラテがやってきて
それぞれの落ち着きたい場所で寝る。

 

『みんないる』その満足感。ほんとうにかけがえのないものだった。

段ボールかまくらの中のロビン  目力がすごい。