リハビリ開始~
周りには 器具で両足を固定されて立つ練習をしている方がいらっしゃいます。
悲鳴をあげながら……
わかりますよ、私だってあなたの立場ならその訓練イヤだと思う。 見るからに楽しくないもんね
あのぅ…先生、
立つための訓練って、アレやんなきゃ駄目ですか
心理的にテンション下がりまくりの私。
実際ハンディキャップのある方の訓練を知らない人が見たら、びっくりなさると思います。皆さん叫ぶから❗️
でも大声をあげることがコミュニケーションの方法になってる方もいるそうで、必ずしも怒りや悲鳴というわけではないそうです。
少しほっとしました。早くこの環境に慣れないと ですね。
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この頃 よく仰向けのまま両足キックをしていました。
抱っこをする時も 足をピーンと伸ばしているので 抱っこしづらいのですが、
こういう身体特徴を脳性麻痺 硬直型というそうです。
でもウチの子、上半身はペニャ~っとしてるけども…
脳性麻痺の人は、身体特徴が重複してることもあり、
クニャクニャしていて力が入らない とか
「手を動かすと足も動く」「顔を右にすると左手が上がる」といったように カラダのあちこちが一緒に動いてしまうケースもあり
これらの特徴が混ざっている方が多いと言われています。
身内にこういう症状の人がいないと、ホントわからないモノだなぁ
息子は軽いストレッチをしながら 仰向け、うつ伏せでの身体の動きの可能性を見たり、先生の話しかけに対する反応などもチェック。
話を聞きそれに対して反応することは 一見身体の動きには繋がりがないように思えますが、
筋肉や内臓だけでなくあらゆる感覚機能も全て繋がって、私達の何気ない日常が作られていることを知りました。
ですが この時点では先生も私も
「脳性麻痺だけど 身体不自由が足にあるだけで、他は一般の子とあまり違わない」
と思ってました。
実際 近所の幼稚園や小学校に入学するつもりでいましたしね。
この子の何が、どこまで伸びるのか
期待と不安を滲ませながら、ハンディキャップキッズ生活の始まりです。
今日はなんか単調なお話でしたね。面白味なくてすみません…。
次回は 近所のお友達との付き合いについてお話しますね。
私が子供を大好きになるきっかけを作ってくれたみんなのお話。
今でも 息子と私の大切な友達です
To be continued