【続き】

 

で!!一緒に買い物に付き合って、

彼も勉強をしないといけないので図書館に向かったのだけれど

図書館が閉鎖されていた。

どうやら警戒レベルが3に引き上げられ、2日以内にレベル4(危険度MAX)に引き上げるとのこと。

レベル4というのは、外出禁止レベル。食料品や薬局だけは行ってもいいよ。っていうくらいヤバいらしい。

(後でベンに聞いてみた。)

 

2人ともそんなことつゆ知らず、

「勉強できないから、、、さんぴんのうち行っていい?」

って聞かれ、今は1人でいるけれど、フラットメイトだけで住んでいるわけではないのでなくなくお断り。

寂しいけれど帰宅することにしました。

NZに来るときに飛行機の座席が隣だっためぐちゃんから連絡。

NZが大変だ!!と。

 

水曜日のハイキングは火曜日にずらそう!!ってなったんだが

「食料買うお金はあるの?家はいつ出ていかないといけないの?」

って聞かれて、一時帰国するわけじゃないからまだ住んでいられるだろうと思いつつもメイトに連絡したら、メイト帰宅。

本当に松葉づえついていて、なにか手伝おうとしたら

「近づくな!!2m離れろ!!」

と険しい顔で言われ、

「悪いけど来週出て行って」

というので、家賃は4月の頭の週まで払っていることを伝えたら

貰ってないとかしらばっくれやがって、

私がここに来た時の分の家賃払っていないの、覚えていないのか。

といわれ、仲介人に払った。オンラインで確認する。

といったところ、4/5には出て行ってくれ。と。

 

え、今から家探し?しかも明後日から外出禁止ですけど?

え?何??ちょっとどうかしている。。。

でも最後くらい感謝の気持ちを述べようと思ってお礼を言うと

捨て台詞のように

「Sorry. good luck, see you one day」

だそうです。。。

ちなみにベンをうちに招いていなくて本当に良かった。と心から思った瞬間。

 

さて、心配してくれている友達に相談だ!!

同僚のトムとベンはすぐにシェアハウスを探せるリンクを送ってくれ

バンクーバー時代の友人もNZダイスキで調べてくれて

めぐちゃんはオークランド情報をくれたり。

オークランドで入学が同じだった香港の子は電話くれて慰めてくれました。

恵まれていると実感した瞬間。

 

午前中に行こうとしていたハイキングデートは、ベン家族が食料会議することになったのでもちろん中止。

今日は会うのをやめようと伝えたのだけれど、会うって言ってくれたので短い時間だけ、今の家の近くでフラットメイト募集があったのでその時に付き合ってもらった。

きちんとメッセージもくれるようにしつこくお願いをして、無理やり書かせるという←

 

空いた午前の時間で、冬服を買いに行くことにCityに向かったが

どこも閉まっている。

本当に昨日から寒くて死にそうなんです!!明日からほとんどの店が閉まるとか、服ないとかマジヤバい!!

って慌てていると、これもまたスマートに

「ジャケットはいくつか持っているから持っていく。他に必要なものは?」

と、インナー2着とダウンをお借りしました。

ロマンティックに感じるような、でもそれどころではない!!

いや、マジで。

 

午後に家を見に行って即決。というのは、今のところ、オーナーが良さそうな方だったというのと、私の後に見学したい人がいた。っていうこと。

それから外出禁止になるということなので、早いもん勝ちだと!!ホームレスにならずに済んだ。。
 

最後、別れるときに

「おそらくもうNZで会えないと思う。」

って言われて、もう本当に寂しくて寂しくて、お互い別方向に歩いて行ったのに振り返ったら向こうも振り返っていて

もう本当に辛い…。

 

最悪の事態は何とか免れたので、明日すぐに新しい家に移動をして

4週間こもることにします。

 

緊急事態の中でイチ同僚なだけの日本人にこんなに親身になってくれる人がいることに私は本当に驚いたし感謝していて

緊急事態の時ほど人柄、本性が出ることを実感し

素晴らしい同僚たち(っていうかベンはもう別次元。ただの友達やら同僚ではない!!)や友達が支えになってくれていて改めて感謝だと思った。

きっとオークランドに行っても、めぐちゃんがそばにいてくれるだろうけど、オークランドは感染者数もすごいし治安が悪くなっているみたいで

クライストチャーチはエージェントもいないし助けてくれる日本人もいないけど、こんなに親身になってくれる人がいるということで変に動かず滞在することを決めました。

根拠はないけど、きっと何かあったら力になってくれるって思うから。

今日こそはしっかり寝て、免疫力を落とさないように体調管理します。

コロナウイルスに怯えすぎー‼

とかほざきましたが訂正いたします。

 

日本に帰れなくなりました笑い泣き笑い泣き笑い泣きチーン

 

涙涙の最終日とか言いつつ、職場の人に

『5週間分まとめて家賃を払った私が悪いんだけど、来週私NZを経つのに大家さんが余分に払った家賃半分を返してくれそうにないので、明日もし開くならシフト入れてください』

と懇願したところ、その人まさかのボスの兄弟‼

で、シフトを入れてもらうことになりました。

本当にこれがラストだな。と思って。

その日にベンとチャットしていて、遊びに行く約束を水曜日に無理やり←取り付けまして、

『でも明日は仕事入っているから難しいわ。閉めまでなの』

「僕も明日閉めまでだよ」

テンションぶち上がり‼マジか‼

「あ…確認したら、シフト変更されて明日仕事ないや…」

あらそう…チーン

と思っていたところ、当日の日曜日にKiwiマネの代わりに誰か閉めまでやってくれというメールが入り、ベンが立候補‼

デレデレデレデレデレデレデレデレデレデレThanks godデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレ

と本気で思った瞬間(黙)

 

ということで、最後の仕事はベンと幸せなひと時を勝手に過ごそうと思っていたところ、激烈忙しかったゲローゲロー

ていうか、うちの店だけは開けたから注文が殺到したんだよな。。。

しかも私使えないし…笑い泣き

ほかの店は閉まっていて、暗い中黙々と受注する我ら。

UBERとテイクアウトとオンラインだけは受け付けていたのだけど

いかんせん、バックヤードが入り口になっていたため

レジ操作をするためにいったん中に入ってから、レジからデータを飛ばす感じなのか?よくわからず、全部ベンに丸投げ。

電話も丸投げ。

羞恥をさらす羽目になったのでした。笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

閉めのギリギリにお気に入りのビールを買ったら、ベンも一緒に同じのを飲むって言って、二人で閉めの後に誰もいないフードコートでおしゃべり。(責任者は一人で片付けしていて、手伝おうとしたら断られた)

なんか30分くらいだったと思うけど、いろんな話をしたような。

それで、うちまで歩いて送ってくれるというのできっと近々よくないことが起きるのでしょう。と思いつつ、楽しく帰宅。

『ポーランド人の友達は初めてだわ』

と言ったとき、しばらく沈黙の後

「…ただの友達?」

っておい、それどういう意味だ!?!?

「I like you」

SHHHHIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIITTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT

それはどういう意味のLikeなんだ!!!!!!!!

誰か教えてくれ!!!!!!!!!!!!

 

ちょっとした攻防をして、

「ただの友達なんだ…」

とすねるベン。かわいいぞこの!!←

 

ってな感じでふわふわしながら久々に恋のあの感覚を味わっていたところ(やばい、これは!!日本にいる相方…うぅ…)

 

シンガポールが国境を閉鎖しました。乗り継ぎも受け付けません。

チーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーン

っていうメールでどん底。

 

前置きが長くなりましたが、

日本に帰れなくなりました笑い泣き笑い泣き笑い泣きチーン

速攻両親には電話をして、兄にも電話して、

ちょっとぶっ壊れてしまってベンにもお礼の連絡と一緒に

帰れなくなった旨を伝えて、親友と6:00まで電話。

(日本時間2:00まですまんなあせる

 

翌日というか、3時間後に起床してエージェントに泣きながら連絡するも、エージェントもする手立てはなく。。。優しく話を聞いてくれました。

そしたらベンから返事が来て、

「大学もオンライン授業になったから、今からCityに行くけど会う?」

って言ってくれた。

生まれて初めて一人がこんなにしんどいって思った。

人との繋がりの大きさってすごい力があるんだね。

 

また仕事を探さないといけないことを嘆いていると、

「しばらく家庭の事情でシフト入れないから、そこにさんぴんを入れるようにボスにお願いをしてあげる。

あとは、昔働いていたスーパーにさんぴんを推薦してあげるから大丈夫だよ。」

とまで言っていただき、本当に付き合ってください。と心の底から思ってしまった。

 

このプチデート中に、恐ろしいことが起きていたのだった…

(続く)

って思うのは私だけ?それとも私がまだ感染者の少ないNZにいるからそういう感覚なの?

今日は仕事最終日でした。涙涙の最終日。

そしてすれ違いでラウラとイケメンベンに会える‼ラストチャンス☆

と思ったが、こういうときって何かしらハプニングがあるんだよな。

おそらく、イケメンベンが風邪をひいてほかの人とシフトチェンジとか

って思いながら難なく昼を超えたのでした。

(ラウラは絶対に来る保証はあったのでそこまで心配していなかった←)

 

16:00、いきなりKiwiマネから

「今からこのフードコート閉めることになった‼急いでクローズの支度をして‼」

という話になり

はいキターーーーーーー(゚∀゚ )ーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ってなりました。うん、わかってた。どうせこうなるってこと知ってた。

今までの人生の経験上、ね。

 

なぜ閉めるのか理由を尋ねたところ、

コロナの感染拡大を抑えるために、人の出入りが多いフードコートを

閉めることにしたんだとか。。

 

今週に入ってから、いきなりコロナに対しての警戒が強くなったのだけれど、それにしても毎日警戒レベルをガンガン上げていくの。

確かに今世界中で大問題で、死者も出ているから予防をするという意味では必要かもしれないけれど、

最低限のことをまずすることからだと思うんだわ。

小さいころに教わった、手洗いうがいはもちろん、洗顔も必要ね。

それから、菌の繁殖を抑える意味でも湿度を45%にするとか

(クライストチャーチは乾燥しているのでこれをまず徹底するべき)

換気をよくするとか。

とりあえず警戒しないといけないのは、お年寄りや子供、持病持ちの人かと思います。

マスクも意味が無いと言われているけれど、しないよりはマシ。

そのマスクを自分中心に考えず、お年寄りや子供に回す心の余裕を持ったほうがいい‼

と、私情を挟むと考えてしまうんですね。

(コロナのせいで、家も仕事も失い、ワーホリ機関やフライト、お金も失い、大好きな同僚たちともハグが出来なくなるだけではなくいきなりのお別れになるという現実)

事が事だけれど、収入がなくなって困る人もたくさんいると思う。

 

来週NZを発って、シンガポールに8時間滞在しますけど

なんかあんまり危機感ないかも。

よくわかんないけどかからない自信がなぜかある。

まぁかかったらかかったで考える。

とりあえずやることだけはみんなしてね、って感じ。

 

難しい問題だけど、世界が一丸となって乗り越えないとだめだと思うな。