一方では、
実家のほうでは相変わらず不協和音が流れていて、
それぞれから泣きの電話が入ってくるのだが、
いつしか私も楽なほうに流されて、
昔ほど深く関わらないで軽く対応するだけにしていた。
私だけがこんな家族にかき回されるんだなと、
かかってくる電話を疎ましく思うことすらあった。
しかしそれも大学2年生の時に、
お父さんがお母さんを殴打したのをきっかけに、
夫婦間の喧嘩は離婚で幕を閉じた。
それから私は、弟妹とだけ連絡を取り合った。
半年の勉強だけで合格できた大学のレベルは、
きっとみんなもお分かりだと思う。
単位を取るのはとても簡単で、
3年間で卒業するための単位を、
ほぼ優で取得できていた。
4年生はゼミぐらいしかないので、
バイトと就活する時間は豊富にあった。
学業は問題なくこなすことができた。
恋愛も充分に楽しんだと思う。
初めて付き合った彼とは数回お別れするものの、
都合で7年間お付き合いしたことになる。
サークルやゼミの仲間とは今でも連絡を取り合うほど、
あの頃は昼夜問わず遊び倒した。
青春を満喫したと思う。
自分の人生を、本当に楽しんだなと思う。
この時期の母は、
スナック商売で頭がいっぱいだった。
私にはただお金を渡して、
母はひたすら稼いでた。
母の様々なことで不満の私だけれど、
この時期に頂いたお金はかなり高額でした。
堕落したすねかじりでした。