17…



わたしは、どれだけの

心の刃物を…



むき出しにして

いたのだろう…



関わろうとしてくれる

人たちに、自分を

触れさせないために…








いまは…



守ってくれて

よかったと思う





あの人たちは、

自分たちを守ることで



わたしを加害者にすることを

避けてくれたんだ…


わたしが加害者になることを

避けて…





わたしに帰る場所を

残してくれた




そう、思うんだ…




勝手な空想だとしても…




そう、しみじみと



思うんだ…