恐怖映画の新星『Paranormal Activity』が観たい! | リュウセイグン

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最近、海外の映画を観るとローバジェット(小規模予算)の良作・名作がちらほらと見受けられる。

『CLOVERFIELD』『REC』『スラムドッグ$ミリオネア』『グラン・トリノ』『レスラー』『チェイサー』『ディストリクト9』etc……

一部予算がどうなっているのか、詳細を知らない部分もあるのだけれど、有名な役者もあまり居なくて大掛かりで派手な特殊効果も少ないが努力や工夫、演出やシナリオなどでしっかりとしたモノを作ろうとしている感じだ。

上に挙げた中でも『CLOVERFIELD』・『REC』・『ディストリクト9』は、手持ちカメラで撮影したという触れ込みの、いわば『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の後継に当たる作品群だと言える。
ブレアウィッチは、企画性と物語背景こそ興味をそそられたモノの、実際の出来はそれほどでもなかった。

しかしながら最近になって出てきたこれらのモッキュメンタリー(疑似ドキュメンタリー)作品は、CG等をも駆使して派手なところは思いっ切り派手に演出をし、手持ちカメラとの相乗で見応えのあるモノに仕上がっている(『ディストリクト9』はまだ日本公開してないから未見だけど)
そしてまた、この界隈に出現したのが『Paranormal Activity』 (パラノーマル・アクティビティー/超常現象)だ。
100万円程度の超ローバジェットとして作られたこの作品は、映画祭などでその恐ろしさが評判となったそうだ。

映画化権をパラマウントが取得してリメイクを企画するも「これ以上怖くは作れない」と言って、そのまま配給する事になったり、スピルバーグが一人で観ていたら、部屋のドアが勝手に閉まって誰もいないのに【向こう側から】鍵が掛かってしまったなどと、何だか物凄い噂が先行している。

初登場一位……とまでは行かなかったものの、上々の成績を残したそうだ。
そもそも100万円くらいで作られているので、完成度が高いという触れ込み、そして事欠かない話題性で実入りが良いのは必定だろう。
今後も拡大していく可能性があるらしいので、日本でも劇場公開されておかしくない状況になった。

早く観てみたい作品の一つだ。