鋼の錬金術師 FA 第17話『冷徹な焔』 | リュウセイグン

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長文多し。

あれ、最近書いてなかった……?




新章突入以後書いてなかったみたいですねwww
すっかり忘れてた。
新章に入ってからは安定してきた感があります。珍しい作品だよな~。
ただまぁ普通の回はメチャクチャ上手いという程でもなく、立ち位置はやはり微妙と言ってしまっても良いかもしれません。

でもここら辺から中盤盛り上がってくる訳だから、期待したいところですね。

今回はマリア・ロス少尉の冤罪からアレになってしまう話。

上手に焼けました~♪

って、ここまで焼けば放送コードにも掛からないんでしょうか
これの見所としては、哀れなロス少尉もさることながら、マスタングの復讐心や危うさが垣間見える部分かな。そういう意味で、マスタング回とも言えるかもしれません。
クレバーなようでいて、実は情が濃いマスタングは大人になったエドの暗喩でもあります。

エドとは違って、戦争での殺人も経験している。
しかし根っこはエドのように(良い意味で)子供っぽいところがあり、それをそのまま国に体現させようとしている訳です。
彼の良いところでもあるのですが、同時にその子供っぽさから感情的に暴走しやすい一面もあり、そこが危うさと不安定さ、そしてまた完全無欠ではない人間の魅力としても機能しているんですね。


能力からして不安定だしな。


で、まぁこれが裏目に出て復讐を優先してしまった印象を持たせています。
この辺りは、結構長い伏線にもなっているので注目すべき所でしょう。

で、アームストロング少佐の人間くさい面も出ていました。
悲しんでいるようで怒っているという描き方はやはり面白い。
彼もまた青臭さを残している男です。

国家錬金術師が少佐相当官な上に、家柄も良く年齢も結構なアームストロングが未だ殆ど昇進していないというのもこの辺りに理由がありそうだ……と読者、視聴者に気付かせる。
もしくはキャラクターとしての説得力を持たせているんですね。

最近の薄っぺらなキャラクター主導作品は見習わなきゃならんな。

まぁここらは原作準拠の要素であって、あまりアニメの話ではないのですが話しすぎるとネタバレに関わるから致し方あるまい(笑)

来週は物語の根幹に関わるクセルクセス遺跡が登場。
エドは一体そこで何を見るのか、残されたセントラル組には何が起きるのか。