やっぱり端折ってる感は拭えない。
間の使い方とかは良くなってきた気がする。
その分、別のパートがすんげー持ってかれてるけどwwwww
店員さん(名前忘れた)が出てこなかったので、登場させないのかな~とか思ってたら次回予告に出てくるし。
尺の都合ですか、やはり。グリ-ド編も2話で終わらせる気マンマンだと思います。
そうだなぁ、やっぱり全体的に良くはなっているかな?
慣れてきた結果の可能性も大きいんですが。
でも結局、興奮してみる程の話ではないので微妙と言う事には変わりない。
難しいなぁ、「微妙」とか「慣れてきた」ばっかりだし感想書かなくなる可能性もあるwww
それだけでは寂しいので考察を加えていきましょうか。
今回のキーワード「一は全、全は一」との言葉はインド思想の梵我一如
という概念にとてもよく似ています。
またエドたちは食物連鎖を世界の循環として考えましたが、こういった発想も西洋的と言うより東洋の輪廻説・縁起説に近しい物があります。
錬金術は西洋が中心のイメージがありますし、エドたちの風貌や名前もゲルマン系を思わせる。
だから、ちょっと違和感ありますよね。
しかし例えばアメストリス国の土地を考えてみましょう。
ちょっとネタバレ含みますがアメストリスはほぼ円形の内陸国です。
そして東の辺境には砂漠地帯が広がり、砂漠を越えると明らかに中華帝国を模したシン国がある。
また褐色の肌を持ち、一神教を奉戴するイシュヴァールの民が居ます。
そして今回出てきた南方・ダブリスは、かなり暑い(らしい)
一方で、今回師匠の修行場として名前だけ出てきたブリッグズ山脈は北の果て。
万年雪とも言える過酷な環境だそうです。
さて、こういった土地の状況を現実の世界地図に当て嵌めるとどうなるでしょうか?
アメストリスが存在出来る余地のある場所は、恐らくそう多くは無いはずです。
これを考えれば、案外錬金術の思想が東洋的な側面を持っていても不思議ではない気がしますね。
また現代から見れば少し意外ですが、西洋がルネサンス以前、中世暗黒時代を迎えていた時期、むしろイスラム教圏の方が科学技術が発達していたという話もあります。
こんな風にハガレン世界を解釈してみるのも一興だと思うんですね。