先週までの考察1
先週までの考察2
あらすじ
飛行機内・ミサイル攻撃の跡地と概要
空港・セレソンシステム圏内・「迂闊な月曜日」概要の説明、今回のミサイル攻撃説明、セレソンシステム使用
セレソン刑事出現・朗の後を追う
アイル駅で刑事と朗、接触
埠頭で咲の身の上話、朗の身の上話
船上で記念写真
セレソン刑事VSヤクザ、ヤクザ射殺される
今回は世界観を明かすのと、次の展開への布石に近い物がありました。
「迂闊な月曜日」は死者が出なかった。
これは確か番組開始前から説明されていた事だったはずです。
しかし今回のミサイル攻撃では飛行機に当たって大量の死者が出た模様。
飛行機という動く目標ですから、狙ってやったのか? それとも偶発的な出来事かは難しいところ。
また犯人が同一か否かも関係してきそうです。
朗が「セレソンシステム圏内に入った」と言われています。逆に言えば今までは圏外だったと言う事。
刑事が「9番は死亡だった」と語ったのも、恐らくは圏外だったので外されていたのだと思われます。
圏内じゃなければケータイは使えない? でもジュイスのコールは入ったしなぁ。お金が使えないってことなのか。
また100億円は使い切らなきゃいけない。
日本に貢献しつつ、100億を使い切らなきゃアウト……なかなか難しい注文です。
そして空港を出る方法は管理局への接待で優遇措置をして貰うと言う事に。
これはある意味重要なところと言えるかも。
何故なら、セレソンシステムはどういう形で人を動かすのか……という点が分かるから。
洗脳プログラムは持ってきたりするけど、人を動かす際は洗脳じゃなくて金銭などで、ってこった。
セレソン刑事登場。無線で「ニート2万人集団失踪事件」について触れられています。
使用履歴と合わせて考えれば分かりますが、朗は2万人分の弁当を2週間配達させてます。
……とても分かり易い結論に。
他にはショッピングモールを買い取り、映画のフィルム購入ですがモールは場所の提供と見ます。
映画は……どうだろう、奴らに見せる為か? 趣味かもしれません。
第1話で裸の野郎どもをバックに写した写真がありましたが、これはその時のものでしょう。
また、朗の金銭の使い道が明確になった事で「迂闊な月曜日」犯人説が遠のきました。
使途不明金(笑)は4億3千万ほど。
どんなミサイルかにも依るんでしょうが、調べてみたところ数発は買える物もある。
BIGLOBE相談室
パトリオットミサイル1発で1億4500万円、トマホークは 1億7500万円。
ミサイルの値段について間違った解釈をした人
(記事からだと分かり難いが、ようは数億円ってことだ)
ただ、街に大穴あけるくらいのミサイルですから、かなり大型のヤツだと思うんですね。
弾道ミサイルの価格
それを10発~11発。
誰かと共謀した可能性を「考えても、ここらを含めれば、ちょっと残金多いかな、という。
ただ今回ラストで判明したジュイスの人殺し価格は三人150万円で洗脳プログラムダウンロードが900円ですから、一般とは尺度が違う恐れもあります。
しかしながら朗=迂闊な月曜日犯人説に対するちょっと狡い反論として、EDでは紙人形みたいな朗が鉛筆(明らかにミサイルを模してる)を撃ち落としてるんですね。だから彼の役目は守る方かと思います。
刑事は朗の顔などを知りますが、朗もまた同じケータイを持った刑事の存在を知ってしまいます。
多少刑事有利ですが、完全なる優勢とは言えない状態になりました。
しくじった、とか言ったのは顔が割れたせいでしょう。
船を待ちながら咲の身の上話。彼女には彼女で色々思うところがある様子。
ミサイルにわくわくしたり、王子様を求めたりと言った浮世離れした部分は、こういうところから来てるのかな。
一方、朗も幼き日の記憶が蘇ります。母親に捨てられた記憶。
ここで母がいう「お金さえあれば大人も子供も同じ」という言葉は、まるでセレソンシステムの理念を示しているようです。
船上にて。
朗は映画好きみたいですね。
『タクシードライバー』を真っ先に考えついたりする辺りも、そういう描写だった模様。
履歴でも8000万円で映画フィルム買ってますし。
メグ・ライアン云々は『ニューヨークの恋人』
のみたいです。
すいません見てないw
第1話冒頭の記念写真はここで撮られたんですね。案外早かったな~。
背景の黒煙はミサイル攻撃の跡だった。
セリフの中でも911テロについて触れられていますが、黒煙とライトが縦2本並行に伸びている様はWTCを彷彿とさせます。
で、セレソン刑事が闇金射殺。
コレを見れば分かりますが
、パトカーが途中から到着して撃っています。
マズルフラッシュはパトカーの後部座席からでした。
先の空港関係と合わせるならば、これは洗脳ではなく金銭的なやり取りかまたは思想的なシンパが警察組織内にも居るという事でしょう。
で、ちょっと面白いのがジュイスの声。
朗と会話する時とは明らかに異なり、固く強張った感じで人間的に言えば不機嫌そうです。
ジュイスはクレジットさえあれば命令には全て従いますが、喜んで……という訳でも無さそうですね。
100億という大きな金額から言っても、セレソンシステムが国家的なプロジェクトであるのは間違いなさそうです。空港にしたって、ただ10万円の接待でVIP扱いになるとは思えない。
大きな力が10万出して融通を利かせたと考える方が筋が通ります。
100億円分が電子マネーというのはやや気に掛かりますが、2万人ニート失踪やら何やらが金銭だけで動向出来る訳もないので、大きな力が背景にあるのは間違いないかと思われます。
さてさてペース的に刑事は消える可能性も高いですが、次々にセレソンが出ては消えていくのかそれともリタイアが少ないまま群像劇になっていくのか……果たしてどうなるでしょうか。