鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第2話『はじまりの日』 | リュウセイグン

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あらすじ

錬金術を独学で学ぶエルリック兄弟

母が死去

人体錬成の法を研究

錬成するも失敗、リバウンドに加え母ではなく化け物のような形の存在を錬成

失意のエドにマスタングが国家錬金術師の誘いを持ちかける

オートメイルを装着し、国家錬金術試験に合格するエド

銘「鋼」を得る

時間は戻り現在のリオールへ



今回は原作で時系列が一番初め……って訳でもない(クルセクセスがあるから)けど、エド達としては困難の契機になる事例を描いた話でした。

ところどころ、引っ掛かる部分はなきにしもあらずですが、まぁ概ねしっかり作っていたかな。
前回でも言われていた人物に対して大きな空間描写ですが、良かれ悪しかれ意図的なものであるようです。

あと溜めが欲しいけどスルッと持っていくような部分もありましたし、展開としてもう少し描いて欲しい部分もあった。
マンガ的な演出が多いのはどうなんだろうって気も。
真理くんのリアクションマークとか、シリアスな雰囲気を壊しかねないので。


でもまぁ、私としては全体的に見たら及第点だと思います。
時間が経っていない状態のリメイクで前作との兼ね合いが難しい中、頑張っているかと。


また、前回のオリキャラを退場させつつも彼がシンの錬丹術を学んだという設定を取り入れスカー兄と同じ状態に置いて、今後の伏線にしています。
実際彼は遠隔錬成もしていましたので、その辺りはなるほどと思わされました。
後半に対する伏線や演出を多くしているんですね。
これは評価出来ます。

難しいのは次回、元々の第1話なので説明や動機を取り入れた話になっている。
つまり展開的にダブってしまう所もある訳で、そこらをどう調整するのかが見所でしょう。