漫画「何もないけど空は青い」感想(完結作品を語る! #335) | マンガ好きミュージシャンhiro’

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「何もないけど空は青い」(原作:西森博之 / 作画:飯沼ゆうき)
連載期間 2014年~2015年(週刊少年サンデー)

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昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。

・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
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「何もないけど空は青い」は、
「今日から俺は!!」でお馴染みの西森先生が原作を担当している作品。
全7巻。サンデーうぇぶりというアプリで全話無料で読みました。

ちなみに、
西森先生の小説「満天の星と青い空」と同一の世界の別の場所のようです。
つまり、鉄がなくなった無法状態の世界の話。

そこで、
どこまでも一本気な主人公の高校生男子と知り合いのお嬢様っぽい女子。
さらに、その子に恋する不良っぽい男や拾ってきた子供が一緒になり、どう生きるのか?が描かれています。

ヒロインとの恋愛要素もちょっとありますけど、そこは西森先生の世界なのでほのかに香るくらいです。

中盤以降、西森先生らしいほんわかギャグが光る部分はイイ感じです!

とはいえ、全体的には殺伐としています。
「満天の星と青い空」の時にも言いましたけど、
危機的状況では普段暴力的でない人でもキレたりするでしょうし、それはある意味仕方ないことでもあってやりきれないですし、それを描いてもエンタメにならないのではと感じました、今作は特に。


終わり方について。
性悪説論者っぽいラスボス的な人物は、生き方を貫いた主人公が改心させます。
その後、
自給自足しながら助け合って村のようなところで暮らしてる描写が描かれます。
最終的には、西森先生らしい「そこでそんなことを?」というギャグでほんわか終わります。


ということで、
西森先生が原作で他人が絵を描くとどうなるか気になる人、同一世界観の「満天の星と青い空」よりイイと聞いて気になる人、
天災後の世界をイメトレしたい人にもオススメです!

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ここまで読んでくれてありがとうございました。
「何もないけど空は青い」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。

完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU

hiro’
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