漫画「無法島」感想(完結作品を語る! #304) | マンガ好きミュージシャンhiro’

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「無法島」(森恒二)
連載期間 2019年~2022年(ヤングアニマル)

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昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。

・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
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「無法島」は、
「自殺島」のスピンオフで前日譚。どちらにしても近未来の話。
今作は自殺希望者ではなく、無法者な殺人犯が島流しにされ殺しあう話です。
全6巻。ネカフェで読みました。

殺人犯といっても様々な事情があるわけで、
冤罪っぽい主人公などの攻撃的でないタイプの者達は集まって平和に暮らそうとするが、それは叶わず…となるわけです。

流れは誰でも想像できると思うんですが、
中盤で暴力と性で仕切っているような元ギャングの犯罪者集団を倒します。
※メモっていたけど書き忘れ分の追記
この元ギャングのボスが「寄生獣」のアノ連続殺人犯と同じ雰囲気です!見た目も考え方も。


そして、
主人公とヒロインはその力で島を仕切ることになるんですが、まだ悪は潜んでいるわけです。


終わり方について。
その悪人、主人公を陥れた犯人を倒します。

その後は、主人公とヒロインらは他人と関わらず生活をしたあと、島を出ます。
島から出たら命の保証はしませんよって状態なわけですが、「自殺島」の時間軸へと繋がった場面で二人が島から出ても幸せであることがわかり、じんわりと物語は幕を閉じます。
「自殺島」ファンも嬉しいし、悪くない終わり方です。

ただですね~。森先生の倫理観が強いのでそこがポイントですね。
なんていうか、
「自殺島」の前日譚をわざわざ描くなら、もっとエログロが激しくてよかったと思うんですよね!
そこがまあまあくらいでしたし、終わり方も斬新でもなかったので、個人的には「んー」といった感じでした。


ということで、
「自殺島」が好きな人に、性的・肉体的な暴力描写が好きな人に、
冤罪っぽい主人公ということで映画「ショーシャンクの空に」が好きな人にもオススメです!

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ここまで読んでくれてありがとうございました。
「無法島」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。

完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU

hiro’
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