月の公転周期は私たちの身体や生体サイクル、感受性に深く関与していると考えられています。
17世紀に活躍した、芳香療法家でもあり占星術師、医師でもあったニコラス・カルペッパーたちにより、月が満ちているときは体を強化するハーブを使い、月が欠けていくときは身体から毒素を取り除くハーブを使うなど、月の満ち欠けのリズムとハーブをうまく利用した健康管理が日常的に行われていました。
現在の月は下弦の月に向かっています。
下弦の月は新しいサイクルが始まる新月期のために疲れを取り、パワーを蓄える時期のため、昼間眠くなることが多いかもしれません。満ちる月のときにエネルギーを使った分だけ、下弦の月では休息が必要になります。私たちはずっとエネルギーを使い続けることはできないため、月が欠け出すと自然と「休息モード」に入り、身体のリズムを整えようと働きます。
先人たちは月の満ち欠けの作用を助けるハーブをうまく利用して、下弦の月には毒素を取り、心身には休息を与えたんですね。これらを助ける下弦の月の精油は、グレープフルーツやジュニパー、シダーウッド。ティータイムには黒豆茶や腎臓の働きを助け利尿作用、デトックス効果の優れたハト麦茶などもおススメです。
新月にまっさらになってリセットするには、下弦の月の過ごし方が影響します。
下弦の月の作用も丁寧に取り入れて、心身のリズムを整えていきましょう。
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090-2224-3452 toko@citrus.ocn.ne.jp
ネイチャーヒーリングサロン～月の香り～ 戸泉寿子